魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ワイルドな男の燻製

2010年12月06日 | ワイン ~2019年
最近知り合いになった燻製の達人?

いや、彼の名は「機械屋さん」(クリック)と呼ばれています。


器用で何でもお手製で制作。作業場はまるで町工場。



そんな機械屋さんのお手製の鳥の燻製&ベーコンを分けていた
だきましたよ。



スライスするとこんな感じです。






味わいはかなり濃厚で塩味もしっかりとして、スモークの香りが
いっぱいに広がり、ずっとずっとたなびきます。

肉自体の味も凝縮されていて、食べ始めると病みつきになりそう
なくらい力強いです。

これはやばい!

どんどんつまむ手が止まらなくなります。





それをつまみに今宵もワインです。

燻製にはシラーでいってみようかと思いました。







2009 ジャン・バルモン シラー
  (仏、シラー種、赤、千円程度)

若々しい赤紫の色合い。香りはプラム、ブラックチェリー、
どこかしら海藻や昆布の旨味成分やらバナナパウンドケーキ
みたいな香りもどこからか・・・?


味わいは若々しい新鮮な果実味とちょっと沈み加減のシラー
特有の深みとが交錯しています。シラーにしてはやや軽めかも
しれませんが、その分多くの方に親しみやすい味わいなのかも
しれません。


この燻製に合わせるには軽すぎました。


ある程度しっかりしたワインでないと負けてしまいそうです。

コート・デュ・ローヌが良いかとか、ボルドーならメルロ主体か、
とかブルゴーニュならジュヴレ・シャンベルタンorモレorコル
トンあたりか?

なーんて思いもしますが、イタリアもよさそう。

スモーキーさに合わせると豪のシラーズ、濃さならカオールや
コスティエール・ドニーム地区のワインとの相性もいいかも。
いろいろと考えてみたいと思いますね。


「かも」で発想しました。鴨の燻製も食べたいなあ。

食いしん坊でワインバカだといろんな想像が膨らみます。




さてと、「燻製」とかけて「ギャルソンの接客」とときます。


その心は・・・・・「チップが肝心です」



ちゃうちゃう。


「燻製」は作るまでにいろんな苦労があるそうです。

有名な歌にもあるじゃないですかぁ。






く~んせい 楽ありゃ 苦もあるさ~♪



うわっ! 酔っぱらってきたようです。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする