魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

さてと、クリスマスに何を飲むか?

2010年12月14日 | ワイン ~2019年
ワインセレブはこんなワインを飲むようです。

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ワインセレブがクリスマスに飲むワイン
 リニューアルした英国のワイン雑誌「デカンター」が、ワイン業界の有名人50人がクリスマスに飲むワインを特集している。

 シャンパーニュは少なく、ボルドーがやはり大勢を占め、ローヌが意外に多かった。シャンパーニュで目立つのは、オーストラリア・ペンフォールズのワインメーカー、ピーター・ゲイゴの「サロン 1997」と英国の俳優ジュリアン・サンズの「ドン・ペリニヨン 1990」くらいだ。

 ボルドーは生産者から広く人気がある。シャトー・オー・バイイの支配人ヴェロニク・サンダースは「ラトゥール 1982」で、ピション・ラランドも所有するルイ・ロデレールのフレデリック・ルゾー社長は「カロン・セギュール 2000」。シャトー・アンジュリスのユベール・ド・ブアールは「テルトル・ロートブッフ 1989」、アルゼンチンのカテナ・ザパタ社長のニコラ・カテナは「ラフィット・ロートシルト 1990」、スペイン・リベラ・デル・ドゥエロのピングスのピーター・シセックは「ランゴア・バルトン 1995」をあげている。世界最優秀ソムリエのアンドレア・ラルソンは「オー・ブリオン 1985」。

 意外な人気はローヌ。米国のマスター・ソムリエ、ラリー・ストーンはポール・ジャブレ「エルミタージュ・ラ・シャペル 1989」、3つ星シェフのダニエール・ブールはアンリ・ボノー「シャトー・ヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ド・セレスティン 1998」、ロンドンの1つ星シェフ、トム・エイキンスがシャーヴ「エルミタージュ 1983」をあげた。料理人に人気が高い。

 自分の出身国、産地にこだわる傾向は強い。スペイン・プリオラートのアルバロ・パラシオスはリオハのR・ロペス・デ・エレディア「ヴィーニャ・ボスコニア・グラン・レゼルヴァ 1954」、世界最優秀ソムリエで、パリで1つ星レストランを営むイタリア人のエンリコ・ベルナルドはガイヤ「バルバレスコ 1990」をあげた。

(2010年12月13日 読売新聞)

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上記で飲みたいものとなると、私も「ラトゥール82」とか「ラフィット90」
とかになったりしますが・・・・・恐ろしく値が張ってしまいますね。



みなさまは何になさいますか?

私も悩みながら考えてみますと、何せ、毎年クリスマスは仕事して
おりますので、私が落ち着いて飲むとなるとお正月ワインになるわけ
です。個人的にはそちらを用意したいところです。


皆様もクリスマス、お正月用のワイン、そろそろとご用意されて
はいかがでしょうか。


裏技でワインマニアのお宅を年始訪問して、良いワインにありつく
というテクニックもありますよ。マニア同士、新年会でもしたら
良いワインのオンパレードになりませんかねえ。


いいかも!


考えておいてください。
「ちょっとだけで良いから力の入った持ち寄り会」とかいかが
でしょう?年明けにしましょうよっ。




そんな今宵はこのワインです。







2008 ローガン アップルツリー・フラット メルロ
  (豪、メルロ種、赤、千円台前半)


香りはスグリ、ブラックチェリー、ブラックペッパーや
スパイシーさも。

味わいは濃いめでジューシーな果実味、甘いタンニン、
きれいな酸、濃いめにバランスが取れたお手軽で美味しい
ワインでしょう。

数年前に使っていましたが、また採用する時が来たようです。


次回の仕入れでは入れておこうと思います。

「良いワインは人生を素晴らしくしてくれます。」

ご興味の薄い方もこの言葉、心の隅にでも入れておいてください。

コメント (2)
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