魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

大好きな造り手が新入荷・・・でピノ!

2011年10月30日 | ワイン ~2019年
国の借金は1024兆円だとか。

原発をベトナムに輸出するだとか。

福島の原発を廃炉するのに30年はかかるそうですし、瓦礫の処理でも
大変だとか。

TPPに参加表明しそうな意向だとか。


本当に大丈夫か???

思いもよらぬ方向へ向かうことが危惧されます。



日本のワイン農家、ワイン醸造はかなりのレベルまで上がっています。

それは毎年ほんの少しづつですが、日本のワインも試飲しておりますので
よく分かります。

ただ、それにしてもやはり人件費かれこれのコスト高で日本のワインは
まだ国際競争力を持っているとまでは言えないと思います。


アメリカのワイン、オーストラリアのワイン、そしてコストパフォーマンス
最高のチリのワインたちと競争できるでしょうか???


それに比べ、フランス、ブルゴーニュ地方では「クリマ」を世界遺産に
申請するのだとか。

「クリマ」とは、テロワールという言葉をブルゴーニュ的に表現したもので、
正確に境界を区切られた畑の一画をさします。


EUやヨーロッパはもちろんTPPなんて関係ないので傍観していること
でしょう。



さて、今夜は大好きなブルゴーニュのピノ・ノワールで。
大好きな造り手が入荷してまいりましたよ。






2009 ブルゴーニュ ルージュ(ベルトラン・アンブロワーズ)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円程度)


イチゴ、チェリー、カシスなど赤系ベリーがピチピチと厚みのある香りを
放ちます。その中に獣臭や肉系の旨味の乗った香りがあり、スパイシーな
ハーブ、コリアンダーなども。


味わいはこのクラスとしては厚めの果実味。タンニンが意外と強め。
各要素がしっかりと強くて、時間が経ってからの方がよりスムースに
美味しくなるでしょう。やはり2009年の質の高さを感じさせる1本です。

買いこみましょう。(笑)

一番下のクラスでこれですから、上のクラスはどうなんでしょうか?
そのうち試してみますね。

アンブロワーズをたくさん集めたワイン会をやってみたいとも思います。

テーマを何にするかは分かりませんが、11月になりましたらワイン会、
やりたいです。考えておきます。土曜日の夜でしょうね。


コメント
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