魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

純粋に味わううどん

2015年03月27日 | 美味しいもの
うどんはそんなに萌えませんが、なぜか久しぶりにじっくりと食べてみたいと思いました。

やって来たのは長崎市の新大工商店街にある喜助うどん。

オーダーは本来のスープを存分に生かした「きつねうどん」。

そしてかしわにぎりを付けてみました。


さあ、うどんがきました。



まずはレンゲをもらって、出汁を、ネギも入らない出汁だけの部分を味わいます。
数口堪能します。

そして麺を。

つるりんと入ります。

油揚げもひとかじり。甘いです。極めてシンプルにバランスしています。再認識。


ここで普通なら天かすやトウガラシを投入するところですが、今日は絶対にやらない!


出汁を存分に味わって、そして天かすもトウガラシも柚子ごしょうもすべてレンゲの中
だけ
で行います。決して基本の出汁を汚してはなりません。


そうやって食べているうちに、出汁はどんどん甘さ、旨味を増してきます。
ぐんぐん来ます。これこそこのお店の真骨頂なのでしょう。
出汁も完飲です。

その後、舌がしびれたり重くなることもありません。
これもすごいところ。とても優しいですね。


シンプルに、純粋に食べると再発見、再認識をするというおはなしね。

他のお店でもうどんを食べる時にやってみたいと思います。


コメント
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