魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

甘いけど甘くしない

2015年03月13日 | ワイン ~2019年
今夜はこれ。




2012 ドン・ダヴィ トロンテス レイト・ハーヴェスト
  (アルゼンチン、トロンテス種、白、甘口、500ml、千円台前半)

得意ではないのですが極甘口に挑戦です。

「レイト・ハーヴェスト」とは遅摘みのことです。糖度が上がるように造ります。


香りはレモンやシトラス、レモンの焼き菓子、水あめなど。

味わいは極甘口ですが、さわやかさがあります。トロンテス種から来るのでしょうか。
べったりとしてるようで、していない。蜜の広がりのあと、グレープフルーツのような
微かな苦みや酸味もあって、どことなく引き締めているようです。

こんなワインの良いところは、とても日持ちがするところ。
何日でもOKです。バキュバンとかお持ちなら数週間保ってくれるかもしれません。
他のワインと並行して飲むことも出来ます。

甘いのが苦手な私でも、毎日ちょっとづつ飲めば、苦もなく、楽しく飲むことが出来ます。
もちろん甘いものと一緒でも活躍してくれることでしょう。





そういえば、輸入元の営業の方の来店がありました。



試飲会で人気が高かったアイテムですが、当店の方向性とは違います。
甘口ワインを飲んでいますが、採用の評価は甘くはしません。

ひとつだけ、右から2番目の「2010 マルサネ シャルム・オー・プレトレ V.V
(ピエール・ネジョン)」は案外安くて、多分3千円程度?です。ブルゴーニュが高騰する
昨今に置いては結構良い感じでした。マルサネというのは村の名前です。
これはそのうち入るかもしれません。



コメント
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