魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

白と金

2015年03月03日 | ワイン ~2019年
どう見たって「白と金」に見えるよ。
・・・とまず言っておきましょう。
うちの奥さんは「青と黒」だそうです。ここまで有名になったドレス(クリック)って初めてでしょうね。


さあ、ワインはたくさん仕入れております。
でも高くなりましたねえ。輸入元からの価格や値上げの通知で卒倒しております。

こうなれば世界中のワインマニアは「ワイン消費者組合」でも立ち上げて、みんなで
ストライキでもやりましょうか。

それともいっそ「ワイン国」を立ち上げて、ジハード・ラリラリピノにでもなろうか・・・?!



そんな今夜はこれ。



2012 コッリーネ・ペスカレージ ペコリーノ(テヌータ・アラボナ)
  (伊、アブルッツォ州、ペコリーノ種、白、千円台やや後半)


輸入元のノートには、グリーンのきらめきを持つ、明るいイエローの色合いが印象的。
シトラスやマンゴーの豊かな香りがします。フレッシュで風味豊かな味わいのなか、
しっかりとしたコクがあります。・・・とあります。


実際このワインは冷やし過ぎると真価を発揮しません。

香りはシトラスは分かりますが、マンゴーは温度が上がってこそ。あとキンカン、
香木や菩提樹などが印象的です。

味わいは価格の割にしっかりした厚みと熟したフルーツを感じます。ドライでミネラリー、
結構シリアスでシャキッと切れがあります。辛口好きには良い感じだと思います。
結構いけますのでどうぞお求めください。

もちろんこの白ワインは「金」です。

高騰した白ワインは「金色」の文字が「かねいろ」に見えてきそうです。


コメント
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