魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2012ボルドー飲み比べ

2015年05月13日 | ワイン ~2019年

市内のとあるホテルで試飲会でした。

今飲んでオーダーすると秋に到着するという趣旨です。
アイテム数は約90。

最初は何が出ているかは分からないで行くのですが、このラインナップに出合い
睡眠不足でダラッとしていたはずなのに、いきなり気持ちがシャキッ!となり、
向き合いました。



これが戦場です。(汗)


普段はあまり気にも留めずに流すシャブリ。

2012年のせいか良かったです。(3000円程度)


USA、デ・ローチの高級ピノとZin。(1万円以上)



そして南アフリカのメントーズ。

美味しいのですが、結構価格も上がってしまっています。(3500円程度)

などなど・・・


そしていよいよ2012年ボルドーのコーナーへ。


左からアリア・デュ・ラ・リヴィエール、カマンサック、カントメルル、コス・ラボリー、
デュ・テルトル、マラルティック・ラグラヴィエール。



左からモンブスケ、カントナック・ブラウン、ダルマイヤック、ブラネール・デュクリュ、
クロ・ド・マルキ、ボーセジュール・ベコ、グランピュイ・ラコスト。



エール・ダルジャン、クラレンス・ド・オー・ブリオン、ポンテ・カネ、ランシュバージュ、
プリュレ・リシーヌ、ラルシ・デュカス、カノン・ラ・ガフリエール。


今をときめくポンテ・カネとランシュバージュのジャミーで生き生きとしたフルーツは
印象的でした。(どちらも約2万クラス!)個人的にお気に入りはモンブスケ(8000円程度)です。

全体として2012年は偉大な年ではありません。でも美しくなで肩の果実味、タンニンも
優しめ、酸もそう目立たない年でしょう。11年よりは良くて、でもビッグヴィンテージ
ではない印象です。あくまで現段階での感触ですし、これから変わっていくこともあるでしょう。
もちろん、ひとつひとつを取れば、それは細かく違いますし、個人的嗜好でもあります。


軒並み6、7千円から2万円程度の高級ボルドーが並ぶ中、これがちゃんと飲めました。

Ch.レ・グラン・マレショー(2500円程度)。コストパフォーマンスがいい、よく出来た
お手軽?(このラインナップの中では)ボルドーです。これはオーダーしようと思います。

到着は10月中旬~らしいです。お楽しみに、と言ってももうその頃には忘れていますね。
来た時に思い出せばいいのですが・・・オーダー出したことすら覚えてない可能性も
あります。
気をつけんばよね、それはまた別の歳と記憶力との戦い!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする