魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

バイオーダー試飲会

2017年05月20日 | ワイン ~2019年
試飲会です。「バイオーダー」というもの。

試飲してオーダーを出し、船積で秋に入荷します。必要な量をオーダーするので、輸入元にとっては
過剰在庫を回避出来、小売店には必要量を予測しながら仕入れを行う会です。

ある意味1年に1度しかオーダー、そして入荷が出来ない、貴重なテースティング会でもあります。





ずらっと並んだのは76アイテム。



そんなきつくなく回れる限界点的アイテム数。
でも参加者は少ない。

会場はホテルの地下ですが、ちょっと人寂しく、隙間風を感じました・・・。



さて、ボルドーのグランヴァンもありましたが、まずはこちら。



コストパフォーマンスの良い伊のワイン。



良く出来た仏、ローヌ。


これは良いです。まろやかで飽きのこない味。




ボルドーの中で最もコストパフォーマンスの良かったのはこちら。



「2011 シャトー・マルソー」ね。花の蜜やベリーがとてもきれいで品がある。
これは良いな。





グランヴァンはこんな感じ。



写真左から、「2014 モンブスケ」「2013 ラルシ・デュカスの2nd」「2013 Ch.プリュレ・リシーヌ」
「2014 Ch.パヴィ・マッカン」。


オフ・ヴィンテージでやはり弱いです。果実味がヴォリューム不足していたり、青かったり、
エキス分が弱かったり・・・普段なら美味しいはずの有名銘柄の弱さを感じました。



そして「Y」(イグレック)も写真だけの出品。



以前は本ラベルの「Ch.イケム」も出ていた時期もあっただけにちょっと残念。美味しいんだけどなあ。
(そこは突っ込みはなしです)

でも長崎の片田舎ではこの程度で十分です。いや有難いとです。最近とんとボルドーの
グランヴァンは飲まないだけに良い刺激になりました。またがんばります。

おお、今日は真面目やったね。


コメント
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