魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

佐賀遠征その2-佐賀の不思議

2017年05月30日 | マイナー探訪
ラーメン食べに佐賀へとやってきたので、せっかくだからちょっと寄り道。




「佐賀城本丸歴史館」という佐賀の真ん中へやってきました。


中へ入ります。料金はいくらでもよくて、寄付だそうです。






おおお、広い!

さすが佐賀鍋島藩。すごいお屋敷&資料館です。



ちょっと縁側でごろんとしました。そんなことすら出来てしまう。



さて、面白いのはこちら。

この図のいちばん左側が長崎の出島です。




こちらの図はちゃんと北が上です。


佐賀鍋島藩はかつては長崎も管轄していました。
長崎は天領の部分、佐賀藩の部分、福岡藩、大村藩の部分などあちこちと別れていました。

鎖国時代長崎に入って来る外国船の警備もしていたのです。
台場を作り、大砲を備えました。相当な資金と人手の要る作業です。

佐賀すごかー!!!


豚骨ラーメンだけじゃなく歴史もすごかー。


佐賀は当時長崎(出島)から最先端の外国からの情報や知識を得ていました。


佐賀あっての長崎、長崎あっての佐賀じゃありませんかっ。素晴らしい。



でもね、ひとつ奇妙なことがありました。

こちらです。



明治9年、いったん佐賀県がなくなって長崎に吸収されているんですよね。

その後明治16年に復活しています。

何でこんなことになったのか、ちょっと不思議ですが面白い歴史です。
一時は長崎だったわけですよ。もっと佐賀ばリスペクトせんばいかんとにー!
まあ、長崎も佐賀藩だったわけで・・・。仲良くやりましょう!




さて、バイクでの帰りがけ、とても疲れたのでこちらで休憩。



佐賀県の太良町、長崎との県境そばの「蟹御殿」にある銭湯、「有明の湯」。

500円なのでカフェ気分で入浴ね。

バイク遠征はやはりきつかです。でもそのうちまた行きたいです。

コメント
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