魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

心浮かないアンジェラス-ビートルズのアビーロード?みたいなイグレシア

2019年01月24日 | ワイン ~2020年
世の中にはいろんな食堂、いろんなカレーがある。

どこも美味しいのを目指してはいるものの、いくらがんばってもあまり美味しくないお店もある。

そのひとつかもしれないお店。





病院の中にある食堂「アンジェラス」。


父の外来のためやって来ました。

長時間待たされたあげく、診察が済んでからのひとここち。




中はお見舞いの客も、病院の職員も、患者さんも、利用できます。


でもたいていの場合、明るく良い用事で大病院へ来ることはないんだよ。
心浮くこともないそんな状態で食べる食堂・・・そんな宿命のアンジェラス。気の毒だ。





それでもさあ、カレーだ。



ちょっとだけコーヒーの香りする多分業務用カレー?

それなりには食べてしまう。こっそりと赤い秘密兵器も入れてみた。
そうしないとちょっときついかも。

ご馳走を食べるばかりが人生じゃない。





そして今夜はこれ。





ナタリ~~~♪

といえばフリオ・イグレシアスだね。

そのイグレシアスとは違う。まったく違う! イグレシアだし。


さらにこれはアビーロードのパクリか、パロディか?


2015 イグレシア・ヴィエハ クリアンサ
   (スペイン、モナストレル種メイン、赤、千円台後半)


香りはプラム、ブラックチェリー、インク、ミネラル、甘草、日陰の植物など。

味わいはソフトです。アタックが柔らかく優しめ。まろやかですが、ちょっと暗い。
もっと華やかさがあれば嬉しいですが、日陰の植物的地味さがあります。
それはそれで悪くはないのですが、やはりどこか明るさが欲しい。
早く心躍るような気持になりたいものです。

取りあえずジャケ買いの方用に2、3本入れておきましょう。
来月の入荷予定となります。



コメント (2)
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