魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

BrgR(フェヴレ)2018-マドゥバニ

2020年11月13日 | ワイン 2020

今夜の試飲はこちら。

ブルゴーニュファンなら気になるアイテム。

 

2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(フェヴレ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)

 

まず申し上げておきます。ジョセフ・フェヴレというのは大手の造り手の名前です。

大手ですが7、8割が自社畑で、残りは契約農家から買い付けたブドウで造られます。

品質はとても高い一流のメーカーです。

 

香りはイチゴ、フランボワーズ、チェリーなどの赤系フルーツが溢れ、それに

甘みや旨味を感じるキャンディーや肉や獣的な香り、シナモンやハーブ、赤い花

などがして、2018年らしく濃く甘やかなイメージです。

 

味わいはこのクラスは通常、悪く言うとペラペラで厚みに欠け酸味が出がちですが、

厚みはそこそこですが、甘い風味とエキスのある旨味が乗っていてとても良い

バランスです。素直に美味しくきれいです。止まりません。

 

2018年は悪く言うと、もったりして、クラシカルなスタイルが好きなブルゴーニュファン

には一線を画す部分もありますが、このワインはそのクラシカル好きにも、濃いのが

好きな方にも、上手く良いとこ取りで、一般的に多くの方々に親しみやすく仕上がって

いるスタイルでしょう。

 

開けてから時間が経つと、旨味も増してくるので、止まらなくなり、軽やかで

すいすいと入ってしまい、止め時がわかりません。放っておいたら1本飲み

干してしまいます。そこを理性で押さえ翌日分をキープしながら止める勇気(意思)

を確認し、自分でエライなとなだめすかしながら自重させます。

残りは焼酎やウィスキーへと移行しましょう。それくらいの美味しいワインです。

 

これはテスト試飲ですので、追加候補確定です。

2、3年~5年程度は享楽的にその旨さを楽しめることでしょう。お奨め出来ます。

 

この上のクラスも近日試飲しますのでまたお楽しみに、というか自分が楽しみです。

2018年はやはり美味しいヴィンテージなのだと、一流大手のメーカーものを飲んで

あらためて思いました。

 

 

 

そして、マドゥバニのカレーはしっかり食べてます。

 

しっかりとまぜまぜしてからいただきます。

細かく黒いスパイスが、辛みと深みのアクセント。そしてヨーグルトと混ざり合い、

得も言われぬスパイスとまろやかさの融合。

 

 

こんなのも。

ちょっとだけプルダックポックンミョン(韓国の激辛焼きそば)に似てるが、

そこまでは辛くない。ちょっと粉っぽいかな。

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする