今夜の試飲はこちら。
ブルゴーニュファンなら気になるアイテム。
2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(フェヴレ)
(仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、2千円台)
まず申し上げておきます。ジョセフ・フェヴレというのは大手の造り手の名前です。
大手ですが7、8割が自社畑で、残りは契約農家から買い付けたブドウで造られます。
品質はとても高い一流のメーカーです。
香りはイチゴ、フランボワーズ、チェリーなどの赤系フルーツが溢れ、それに
甘みや旨味を感じるキャンディーや肉や獣的な香り、シナモンやハーブ、赤い花
などがして、2018年らしく濃く甘やかなイメージです。
味わいはこのクラスは通常、悪く言うとペラペラで厚みに欠け酸味が出がちですが、
厚みはそこそこですが、甘い風味とエキスのある旨味が乗っていてとても良い
バランスです。素直に美味しくきれいです。止まりません。
2018年は悪く言うと、もったりして、クラシカルなスタイルが好きなブルゴーニュファン
には一線を画す部分もありますが、このワインはそのクラシカル好きにも、濃いのが
好きな方にも、上手く良いとこ取りで、一般的に多くの方々に親しみやすく仕上がって
いるスタイルでしょう。
開けてから時間が経つと、旨味も増してくるので、止まらなくなり、軽やかで
すいすいと入ってしまい、止め時がわかりません。放っておいたら1本飲み
干してしまいます。そこを理性で押さえ翌日分をキープしながら止める勇気(意思)
を確認し、自分でエライなとなだめすかしながら自重させます。
残りは焼酎やウィスキーへと移行しましょう。それくらいの美味しいワインです。
これはテスト試飲ですので、追加候補確定です。
2、3年~5年程度は享楽的にその旨さを楽しめることでしょう。お奨め出来ます。
この上のクラスも近日試飲しますのでまたお楽しみに、というか自分が楽しみです。
2018年はやはり美味しいヴィンテージなのだと、一流大手のメーカーものを飲んで
あらためて思いました。
そして、マドゥバニのカレーはしっかり食べてます。
しっかりとまぜまぜしてからいただきます。
細かく黒いスパイスが、辛みと深みのアクセント。そしてヨーグルトと混ざり合い、
得も言われぬスパイスとまろやかさの融合。
こんなのも。
ちょっとだけプルダックポックンミョン(韓国の激辛焼きそば)に似てるが、
そこまでは辛くない。ちょっと粉っぽいかな。