魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

いただきヌーヴォー!

2006年11月17日 | ワイン ~2020年
売っている立場ながら、何故か頂いたヌーヴォー???

頂いたのは樽入りのヌーヴォーを少し分けていただいたものだ。
樽入りはビン入りよりも+アルファ美味しい気がするから不思議。
同じものが入ってはいるのだけれど。 どうして?


さて、本日はサンタクロースのごとく、ボジョレー・ヌーヴォーを
配達して回りました。お客様の笑顔がとても嬉しいです。

もしかしたら本当のヌーヴォーの意味合いは、「直接お客様の顔を見ること
が出来ること」かも知れないな、って思いました。

普段ワインを飲まないお客様も、何故かボジョレーだけは注文を頂くことも
あるし、1年に1回くらいはヌーヴォーをきっかけにお話でもしなさい、って
言われているみたいでした。

単純に、売りました、買いました、飲みました、ではない何かがあるから
商いは楽しいのです・・・。ありがとう、そして、ありがとうございます。



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今日は祭りだ!

2006年11月16日 | Weblog
日本代表のサウジ戦、久しぶりに会心の勝利!

各ポジションがよく機能していたし、抜かりなく、つつがなく
試合運びが出来た。1点目を取ったとき、今日は4-1で勝つやろ!
と予測した。まさにその通りだったよー。(トゥーリオがPK外したけど)

我那覇、トゥーリオ、サントスは本領発揮。中村憲剛、鈴木あたりも
かなり効いていた。もう今日は祭りだと思いました。

さらにボジョレー・ヌーヴォーも解禁だし、私も個人的に風邪から復帰、
ワイン飲み解禁だし・・・・・・、やれどんちゃん騒ぎだー。


しかし、いざ、ヌーヴォー試飲ではいつもより、どこか重たくって、
アルコールに弱くなっていました。(夜の12時過ぎだったから?)
鍛錬は休むといけませんねぇ。
1日休むとそれを取り返すのに、数日かかるという。

これからしばらくはまた鍛練を積んで、早く元の状態に戻れるように
特訓だ!

さあ、飲めや歌えやの日々を始めようか。


ところで今年のボジョレーですが、まとまり良く、バランスも良く、
笑顔が浮かびそうな、親しみやすい出来だったと思います。
きっと皆さんも美味しく飲んでいらっしゃるだろうなー、と想像します。



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暗黒の3日間

2006年11月15日 | ワイン ~2020年
「ワインのない一日は太陽のない一日」

うんうん、昔の人はよく言ったもんだよ。
風邪で体調不良のため、この3日間ワインもお預けだった。

1日目は身体がワインを欲しなかった。
つまりワインが美味しく飲めるということは、元気な証拠だってことが
身をもって分かった。

2日目は飲みたかった・・・・・けど、身体を思い自重した。
というより、何とか自重できた!
つまり我慢しようと思えば、我慢できるということを身をもって分かった。

3日目は重い身体にむち打って仕事を頑張ったので疲れて飲めなかった。
つまり、やらないといけない時は、ワインを飲まずに頑張れる、という
ことが身をもって分かった。薬を飲みながら何とかね。フウー

「おれは結構偉いぞ!」ってことが証明されたわけだ。


で、少し良くなってきたので、ご褒美がこれ。
4日目、本日の夜の12時を過ぎると・・・
ボジョレー ヌーヴォー解禁!(゜д゜)ウマー


体調が十分でないため、どこまで美味しく飲めるか分かりませんが、
ワインライフも解禁予定です。
そんなわけで、またテイスティングのお仕事も続きます。

ワインバカに栄光あれ!




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ちょっと無理した

2006年11月13日 | Weblog
風邪でだるいのですが、どうしても行きたかった。

どっちみち治るのに時間もかかるし、おとなしく寝てても、
ちょっと出かけも、大して変わらんでしょ、ってことで。

ここに行きたかったわけでないのですが、とてもきれいだったので
つい一枚ね。長崎っ子には簡単に分かる場所です。


天気は良いものの、いよいよ寒くなってきました。
お出かけできるシーズンも残り少ない。
12月から2月くらいまではおとなしくしているのです。
我ながら、まるで冬眠する動物のようです。


帰ってきたらやはり少し発熱。
寝たいところだけど、昨日ご紹介した「世界遺産」だけは見るぞっ!と。
ハイヴィジョンできれい!(ってうちのテレビはハイヴィジョン対応でもないのに)
名産地をなぞるだけの無難な紹介番組でした。
でも美味しそうだった・・・・・・が、今日は我慢よ!
と言い聞かせて寝る。



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世界遺産見る?

2006年11月12日 | ワイン ~2020年
番宣になってしまうけど、ちょっと楽しみ。

本日(12日)PM11:30~ TBSにて。
「世界遺産」にて“ワインのある風景”が放送されます。

詳細は
http://www.tbs.co.jp/heritage/


かつてはワイン番組はほとんど見逃すことなく見ておりましたが、
97、98年のワイン大ブーム以降は、あまりにいろいろと登場するので
ちょっと「どーでもいいかな?」状態でしたが、今回はちょっと真面目な
アプローチのようです。楽しみに見たいと思っております。


ところで・・・喉が痛い???
風邪ひいたのか? 熱はまだ出てはいないけど・・・・・?

明日(もう本日)は行きたいところがあるんだけど・・・、
起きてみないと分かりません。コップで飲んだデイリーワインがあまりに
美味しくってうたた寝したのが敗因かもしれん!?オーマイガー!


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1000のバラよりも!

2006年11月11日 | ワイン ~2020年
「1000本のバラを捧げるよりも、この1本を一緒に味わいたい!」

そんな気にさせてくれる素晴らしいワインです。

2000 クーザン・ド・マルティーニュ(ブルーノ・ポマール、仏、ロワール)

試飲会で発掘してきました。ブラヴォー!というよりは、ふぅーーー!と
ため息をつきながらその風味に魅了され、感心させられるワインでしょう。
冒頭の表現は大袈裟に感じるでしょうが、それに値すると思っています。

フローラルな香りで久しぶりに、ちょっと興奮したワインです。
写真の左側、お安い方で十分です。お高い方もそれなりに素晴らしい
ワインですが、コストパフォーマンスと美学を考えると赤いラベルの方ね。
(当店での価格はもう少し安いです)

赤系チェリーやフランボワーズに花の蜜の香りが鼻をくすぐります。
素材の良さがすぐに分かります。まるで花園です!
味もきれいです。タンニンも意外とありますが、やはり花のようで美しい。

きれいな美女を前に立ちすくんでうっとりとしてしまいます。


このワインを一緒に飲む女性に、きっと恋をしてしまうことでしょう。
恐ろしいことに自制できる自信がありません。コワー

そうだ!ピキーン
恋する女性の方、狙いの彼とぜひともこのワインを一緒に飲みましょう。
プレゼントにしてもいいはず! 恋が叶うかもしれません!!!
男性が女性(ただし、絶対にワイン好きの女性!)を口説くなんて
使い方も・・・できるかなぁ・・・???


しかし、最近カベルネ・フランという品種がだんだん分からなくなってきています。
いろんなパターンの風味があってブラインドで当てられる自信もなくなりました。
でも良い方向に進んだワインが造られていくことには大賛成です。
「ピノこそ人生!」なんて先日は書いておいて・・・、CFも侮れませんよねぇ。


検索してみたところ、このワインはネットでも売っていないので、
(ほとんど見つからないです)ぜひ当店に買いに来て下さいね。



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秘密のセラー

2006年11月10日 | ワイン ~2020年
当店には秘密のセラーがあります。

実は通常の店内にあるセラーとは別に、倉庫の中に1台、新装前の店舗から
使っていた120本入り程度のセラーがあるのです。

ところが最近、“キュルキュル~”ってモーターの回転にちょっとノイズが発生!
庫内の温度は問題ないのですが、いかんせん機械自体は古いのでちょっと心配です。

思えば1982年(長崎大水害のあった年ですからはっきりと記憶しています)、
水害後に導入しました。私がこの仕事をしようと思ったからです。
あれからほぼ24年ですか!

雨の日も風の日も、文句一つ言わず頑張ってはくれたのですが、
ぼちぼちと怪しくなってきています。
設定温度が普通の冷蔵庫とは違い、コンプレッサーへの負担が
軽いため、セラーはここまで長持ちします。
でも、でも・・・・・・
最後の日も近いかも。

故障する日が決して夏場でないことを祈るのみで、私も心配で
心がキュルキュル~って痛みます。

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Pinot Noir C'est la viee!

2006年11月09日 | ワイン ~2020年
「ピノ・ノワール セ・ラ・ヴィ!」

オイオイ、ちょっとかっこいいタイトルじゃん、フランス語だよ、フランス語!

友人の画家が先日描いたウィンドーの絵の手直しにやって来ました。
いろいろと納得のいく絵にしようと、いじくっていくうちに、いろいろと
修正が行われ、2時間近く格闘しました。プロ根性がそうさせたのか?、
来週もう一度来てまた描きたい?!とのことに相成りました。

前の状態と比べるとぐんと良くなり、こちらも嬉しい限りです。
来週にはもう一度(今度はちょっとだけ)変わります。

「真ん中に何か文字を入れたい、何て入れようか?」と友人が聞いてきたので、
「Let's enjoy wines」みたいなフレーズを仏語にしたら・・・、
と思ったのですが、ふと考えて・・・
「Pinot Noir C'est la viee!」(ピノ・ノワール、これぞ人生!)に
しようということに。
とっさな思いつきにしてはいいね~
(本当はワインバカ、これぞ人生?!なんだろなー


写真では見えにくいので、ぜひご来店してご覧下さいね。

ちなみに画家の友人はお酒自体が飲めません。(飲んでもひとくちで終わり)
何と悲しいことか!
芸術を愛するもの、ワインを飲まずして、どうして美学が語れる!
なーんて思うのだけど、まぁしょーがないですよね。
そのかわり、パリに数年間住んでいたので、言葉と絵を描く実力は
バッチリ!なのです。イイヨナ~。




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何かが足りない。

2006年11月08日 | ワイン ~2020年
かつてご紹介したアバダルのリゼルヴァです。
スペイン、赤、2000円台後半。

2000年から2001年に変わりましたが、2000年ものにあった
「3.9」という表示がなくなっています。(2/17参照)

多分「3.9」の付いた方がひとクラス上だったのではなかろうか?
これはこれで良くできて美味しいのですが、なまじ前の素晴らしさを
知っているだけに、どこか物足りなさを感じます。
香りや味わいの各要素が、どことなく弱いのです。
どうしてそうなのかと考えても、どうしようもないですよね。

ただ、この価格帯だと美味しいので飲んだけど、2週間したらよく思い出せ
ない???ような味です。
1ヶ月以上経っても、「あっ、これこれ、すっごく美味しかったもんね~」
ってのを目指さなきゃだめでしょうね・・・・・・ツライゾ。

もう在庫がなくなってしまった2000年ものが、とても恋しく思います。
自分で販売しておきながら、不思議と持っていらっしゃる方はラッキー
だなぁ、なんて思います。
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モンジャのジュヴ・シャン

2006年11月06日 | ワイン ~2020年
「モンジャのジュヴ・シャン03」
これでどれだけの人が分かるのだろう?
ワインマニア、特にブルギニアンの暗号みたいなものでしょう。

正式に書きます。
2003 ジュヴレ・シャンベルタン(モンジャール・ミュヌレ)

写真は昨日の使い回しです。(^^;;;
昨日ブルゴーニュのことを書きましたので、きょうはやはりブルゴーニュ
でいかんばやろ!

モンジャール・ミュヌレは造り手の名前ですが、通常後ろの方を呼びますが
ミュヌレは他に“ミュヌレ・ジブール”という有名な造り手もいるため、
区別する上で前の方のモンジャールを略してモンジャと呼びます。
ジュヴレ・シャンベルタンは略されて“ジュヴ・シャン”です。

って、ちょっと「やな感じ」しますか?
まあ、業界用語ってことで・・・お許しを。だからマニアは嫌われる?


さて、このワインは03年の特徴、良く熟した果実味、即美味しい、酸が低め、
などなどがあります。ただ、通常ならジュヴ・シャン村はしっかりとした
ボディや、骨格を感じるのですが、このワインは意外と重くなくて、
むしろ、軽快さすら感じます。エキス分はやや弱く感じます。
享楽的で今の美味しさを味わうべきワインではないでしょうか。

「今が良けりゃいいじゃない」という人生哲学に全面賛成は出来ませんが、
刹那な感じもワインの趣のひとつですよね。

多分5年後には輪郭がぼけてモワモワ~となるかも知れません。
はっきりとそこまでは分かりませんが、03年は今の美味しさを楽しんでおく
ヴィンテージのような気がします。
評価が高いからって後生大事に持っていると20年後に
「かつての若かりしアイドル、あの人は今!」状態になる可能性も・・・。


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人は何故ブルゴーニュに溺れるのか?<赤編>

2006年11月05日 | ワイン ~2020年
本日は独断と偏見、ちょっと長文覚悟、週末スペシャルでいきますよ!


何故でしょう?
人はどうしてブルゴーニュに溺れてしまうのでしょうか?

ブルゴーニュワインは正直、はずれワインも多いのが実状です。
価格は高いくせに、薄くて酸っぱいだけのものに当たることも多いのです。
これじゃまるで地雷原を歩いているようだ!とか、そんな飲み手は
マゾだと言う方もいます。そうかもしれません。

でもそんなんじゃ、たまったものではありませんよね。
が、時としてですよ、すごいのに当たったりすると!そりゃもう、今までの不遇を
振り払うほど感動できたりもします。

単純に当たりワインを飲みたいなら、もしくはコストパフォーマンスの良いワイン
を飲みたいなら・・・、ボルドーでも良いでしょう、新世界ならもっと良いでしょう。
しかし、その美学を知ってしまうと・・・・・・
やはり、やはりブルゴーニュなんです。ピノなんです。

もちろん他の地区のワインにも美学はあります。ただそれは、充実した美味しさや
完成度の美学が多いのです。ブルゴーニュには愛らしさ、はかなさ、平均台から
落ちそうで落ちない不安定さの美学があります。(もちろんもっと他にも要素は
あります)出来の悪い子ほど可愛いって言うじゃありませんか。


ご存じの方も多いでしょうが、ブルゴーニュには底なし沼がいくつもあります。
その沼にはブルゴーニュの妖怪“ブルピノゴン”がいて、あなたの足
を引っ張ります。一旦深みに捕まるともうズルズル状態です。

かつて、私もワインの入門はボルドーからでした。しかし、いくつもの沼に足を
踏み入れ、ブルピノゴンに引きずられてしまい、抜け出せなくなって
しまった犠牲者のひとりです。

中でも深いのは「ヴォーヌ・ロマネ沼」と「シャンボール・ミュジニー沼」でしょう。
「えっ、ジュヴ・シャン沼じゃないの?」と仰る方もいるでしょうが、
ジュヴ・シャン沼(正式にはジュヴレ・シャンベルタン村)のそのガッチリとした
味わいは、ボルドーに通じる裏水路があるという噂があります。美学の質が違うのです。

個人的には「ヴォルネー沼」もなかなかだと思いますが、いずれにしてもそれらの沼は
標高の高い頂近くにあり、おいそれと気軽には到達できないのです。

「資金力」もしくは「やけくそ」というヘリコプターを使えば、簡単に到達は
出来ますが、「こつこつ貯金」とか「へそくり」、もしくは「ボーナス待ち」
とかのザイルやピッケル程度の使用では、時間もかかるのです。

そんな困ったあなたにヒントを差し上げましょう。
「誕生日」という必殺アイテムはあなたを助けてくれるかも知れません。
たいていの人はいちいち覚えてないので1年に数度は使用可能です。

また、「サヴィニー沼」、「ショレ沼」、「オーセイ・デュレス沼」、
「モンテリー沼」など案外、中程度の標高地に存在するも、意外と知られていない
穴場の、「沼」とまでは呼ぶほどではないかもしれないが、秘湯温泉的場所も
あったりするのです。こんな所でひと心地つくのも悪くはないでしょう。


五里霧中の登山道を巡り、幾ばくかは自分自身で進路を決められるようになり、
晴れてブルゴーニュ派になったあなたも、しばらくの間はボルドー派の誘惑が
襲いかかってきます。しかしそこでひるんではいけません。
リスクを恐れぬ勇気は誰にも負けないところを見せつけて
やりましょう。きっと彼らは退散するどころか、逆にブルピノゴンに襲われるやも
しれません。ミイラ取りをミイラにするチャンスです。


ボルドー派やカベルネ派の人間なら叫ぶでしょう。映画「シェーン」の一幕のように
「ボルドー!カムバック!! カベルネ!カムバック!!!」。
しかし、いくらどんなに大声を上げても・・・もう戻れはしません。
「遙かなるピノの呼び声」(*1)がその耳から離れなくなるのです。


こうして多くの人々が道を踏み外し?ブルピノゴンに飲み込まれ、
ブルゴーニュに溺れていくことでしょう。

ほら、これを読んだあなたにもブルピノゴンが襲ってくる日は近いのです。


(*1)お若い方はご存じないと思うので「遙かなる山の呼び声」で検索してみて下さい。


書くのに夢中になって忘れていましたが、ただ今、当店ではブルゴーニュキャンペーン
を開催中なのでした。1万円相当のブルゴーニュワインが当たりますので、ぜひ1本でも
買っていただき、奮ってご応募下さいね。(10/20参照)
えっ、そんな怖いブルピノゴンは願い下げ? すっ、すみません。
でも、時として人生、バカも楽しいものです。
ブルピノこそあなたの人生の素敵な友達になったりすることもあるのですから。


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ブラス!

2006年11月04日 | 音楽
「ブラス!」というタイトルのDVD(洋画)を見ました。

予想外にすごく良かったです。
ネタバレになるので詳しくは書けませんが、「アランフェス」や「威風堂々」
「ウイリアムテル」等の曲が登場します。
金管楽器だけの編成なのに、すっごくサウンドが良いんです。

炭坑で働く人達のバンドの話なのですが、仕事や音楽に賭ける情熱が
伝わるストーリーです。
なかでも「威風堂々」を奏でる場面はジーンと感動します。

前にも一度書きましたが、
「スイングガールズ」、「陽の当たる教室」、「ブラス」
この3作は(他にもあるかも知れませんが)吹奏楽や音楽の楽しさ、
素晴らしさを伝えてくれる映画です。見た方はきっと管楽器を吹きたく
なる?こと請け合いです。
キーワードは「情熱」でしょうか。

私もまたトランペット吹きたくなりましたし、自分の人生の中で
音楽やいろんな楽器と巡り会ったことに感謝です。

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試飲の連続

2006年11月03日 | ワイン ~2020年
実は試飲の連続に日々です。
やっつけないといけないボトルもたまっています。

心落ち着けて飲むワインこそが、安ワインでも一番美味しいの
だけど、お仕事もしないといけません。

2003 オルヴェナ・クーペイジ(スペイン、ソモンターノ地区)
   テンプラ50%、CS35%、Me15%、価格は千円代後半。

ラベルはブドウのつるですね。
USAのジョセフ・フェルプスのラベルもこんなのありました。

紅茶やバニラ、キャラメルのニュアンス。そんなに濃くはない。
味の要素の中では酸が強いけど、酸っぱいとまでは感じません。
どこかにスパイシーさ、エレガントさも隠れてあります。

よく噛みしめるとだんだん良いワインじゃないかなって思えてもきます。
しかし、各要素がちょっと弱い気がします。もっとドバッと押し寄せて
くれたら採用なのですが・・・。
当たりがないなぁ。


ところで、すっごく安くて美味しいワインを探しています。
700円以下かその程度で素晴らしいワインってご存じないですか?
赤白は問いませんよ。
安いと当たる確率がすごく悪くなり、当店のラインナップに加えるものが
なかなか見つからないのです。
親切な方、ご教授下さいね。
たまには弱音を吐いてもいいですかー?
最近体調(味覚、臭覚)もいまいちだし、どことなく気が重いのです。
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シュヴロのマランジュ

2006年11月01日 | ワイン ~2020年
2004 マランジュ スール・ラ・シェーヌ(シュヴロ)

ドメーヌ・シュヴロは日本人の奥様がいらっしゃるので応援したいところ。

少し厚めの果実味、その中に旨味のニュアンスもあっていけそうではある
のですが、04年はやはりどうしても本気になれない。(ほぼ全ブルゴーニュで)
どこかバランスが好きではないのです。
ただ、05年には大きな期待が出来そうな手応えはあります。
マランジュってブルゴーニュ、コート・ドールの一番はずれにあって、
とてもマイナーな村です。
こんなはずれた場所で頑張っているって、凄いことだなって思います。

このドメーヌはこれから先、ますます伸びて期待できそうな気がします。
ブルゴーニュ全体の値上がりが続き、有名ドメーヌものが高騰し、
お金持ちのワインになってしまうので、こんな穴場の隠れた優良ドメーヌは
マークしておいても良いかも知れません。

ワインの名産地にお嫁に行って頑張っているのは、
メグ・ライアンの主演映画「フレンチキス」を彷彿とさせるでしょうか。
脱線しますが、この映画は面白いので、ぜひご覧下さいね。

そういえばシュヴロのご夫婦が来日されるらしいという噂もあります。


話は変わって明日はまたまた試飲会。
どこかでエンジン全開して、美味しいワインを嗅ぎまわっていることでしょう。



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