魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

こんな自然派もあるの?

2007年07月16日 | ワイン ~2019年
新聞の折り込みチラシに目を落としました。
某大手スーパーのものですが・・・・・・

「自然環境に配慮した話題のビオワイン」

なんか、もうね・・・

自然環境のためにビオで造ってんじゃねーよ!
「ビオ」と「エコ」勘違いしてね?
ワイン造りって環境破壊だったの?

とつい突っ込みたくもなりますよねー。

自然派に関しては思っていることがあるので、後日過激に書きます。


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自然体の魅力

2007年07月15日 | ワイン ~2019年
イチローの年俸ってすごいですねー。
私なんかの生涯賃金を、ものの1ヶ月で軽~く上回ることでしょう。
何やってんだ~オレ。orz

しかし、同じワインを飲むとイチローにだって私にだって、誰にだって
同じ幸せがやってくるのです。

さて昨晩は、仲良しの酒屋さんで好き者が集まり、数人で頂きました。

2005 サントネー 1er クロ・タヴァンヌ(ドメーヌ・プス・ドール)
   仏、ブルゴーニュ、赤、5000円前後

2005年は高いのですが、やはり高品質です。
ハッとするような濃いベリー、きれいでクリアでスグリや皮や肉臭を思わせる香りが
グングン迫ってきます。飲むと旨味がグーンと迫ってきます。

思わず「うまい!」ではなく、「うまーーーい!」って感じで、伸びやかで
深みのある味わいです。

プス・ドールの2005年は大成功をおさめましたが、安い方のワインがこれくらい
美味しいので、さらに上のクラスになると・・・・・って期待がもてますね。

このドメーヌは樽に頼らない造りで、2005年のような偉大な当たり年でさえ
新樽はほとんど使ってないようです。その年のブドウをあるがままに表現する
潔いドメーヌと言えるでしょう。
果実味が自然できれいな造りは、とても素直で優しく、癒されます。
自然体でとてもリラックスできます。

私はスーツとかファッションだとか、宝石やアクセサリーなど、着飾ったりすることに、
ほとんど興味がないので、こんなスタイルは落ち着いて良いですね~。


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とりあえず祝杯いっとく?

2007年07月14日 | ワイン ~2019年
アジアカップ、日本vsUAE戦。

ホッとしましたねー。しかし、もっと点が取れそうなときに取れない、数的優位に
立ちながら得点できず、逆に失点する・・・これもサッカー?という一面も
のぞかせてくれました。

無駄なイエローカードもあったし、故障者も出たようだし、大丈夫?

次戦、ベトナム戦も「油断大敵」でしょう。アウェーでもありますしね。
ベトナム戦は今まで出ていないメンバーもぜひ使って欲しいところです。


さてと、とりあえず祝杯といきますか。

2005 アルザス リースリング プレステージ(ポール・ジンク)
   フランス、白、2000円程度

青リンゴ、蜜、シトラスや柑橘系、さわやかでどこかミネラリーな香りもします。
スッキリとしているはずだけど、時間が経つとまったり感もちょっとだけ出てきました。
若いワインなので、なるほどとは思います。

味わいはレモン、ハーブ、青リンゴ、さわやかさの中にちょっとだけ気持ちとろみ。
酸もシャンと立って、きりっとした背筋で細身の美人を思い起こさせます。
良いのですが、2000円程度なので、正直1500円程度なら間違いなく買いです。

梅雨時、湿気も多くジメジメしていますが、このワインくらいスッキリ感のある
天気になってもらいたい・・・・・・でも台風接近中!





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うーん、残念会

2007年07月13日 | ワイン ~2019年
サッカー日本代表U-20チェコ戦、惜しかったですね~。
デカモリシ、PK戦では反対側に蹴れよ、見え見えだろー。

・・・と、反省と称し試合の録画放送を見ながらも、アジアカップも気になり
カタールvsベトナムなんてのも見たりしている。
ベトナムがホーム・アドヴァンテージもあって元気一杯で見ていて楽しい。
そういえばうちにもベトナムのワインもあったよなぁ。

でもそんなの関係ねえ!とばかりに
悔し紛れに飲むのは・・・

2004 コート・デュ・ローヌ キュヴェ・スペシャル(Ch.ド・バセット)
   フランス、赤、ローヌ地区、2000台前半

赤紫を残しつつ若々しい色合いでピチピチのベリー、ハーブ、ナッツ、さわやかさも
ある香りです。
酸味が効いた味わいなので、スタイリッシュで輪郭がはっきりしています。
価格の割には濃さもありますが、ぶれない正面を向いたきれいな果実味と
きれいなタンニンには好感が持てます。

2004でこれですから、05年はさらに良いのかな・・・?
なんて期待もしちゃいますよ。
若い日本代表もこれからだよ!

さあ、明日は本代表のUAE戦だ。気合いを入れましょう。


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可哀想なヴォーヌ・ロマネ

2007年07月11日 | ワイン ~2019年
「見つけられない真実」というのはやはりあるのでしょうか。

さて、本日のワインは

2004 ヴォーヌ・ロマネ(イヴ・シュヴァリエ)

小さなドメーヌのヴォーム・ロマネの村名ワインです。6000円程度。

土、醤油、ジンジャーや東洋系スパイスも少し、ピノのわりには赤いのに黒っぽい香り。
茎から来る青さ、体力のない(熟成してもたいして美味しくならないであろう)果実味、
柔らかくソフトなんだけど、酸っぱめで本領を発揮できないブルゴーニュです。
小さいドメーヌなんだけど、これじゃメジャーにはなれないでしょう。

実際に本日ご来店された数名のお客様へ飲んでいただきましたが、
可哀想なことに不評でした。酸っぱい様子で、価格を言うと皆さん・・・
引いちゃいました。

って実は昨日の試飲会で頂いたボトルなのですが・・・、正直可哀想だよねぇ。
2004年ってのが致命的なんですよ。それでも売らなきゃならない業界って
ことで、出てくるのですが、ここまで愛してこそ「真のワイン愛」でしょうか?

どんなに素晴らしいワインが造れるドメーヌやシャトーも、悪い年にはお手上げです。
その悪い年でも輸入元は造り手と取引をしてこそ、はじめて良い年のものも入手
できるのです。
もしも悪い年を無視して買わなければ、その造り手は大量の不良在庫を抱え、
経営危機になるでしょうし、良い年には輸入元は相手にしてもらえないのです。


でもねぇ、そんなワインでも、しんみりと深夜に飲むと柔らかく包み込んでくれて
美味しいのですよ。もちろん価格ほどの満足感はありませんけど・・・。

ワインに文句ばかりを言うのではなく、そうした事情を分かった上で、暖かく
見守る慈悲の心をみんなで持とうじゃありませんか。


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本日と明日ご来店の方はラッキー!かも

2007年07月10日 | ワイン ~2019年
山笠も近づいた博多の街。

そう、先日の納得いかない坦々麺の恨みを晴らすべく、やって来ました博多へ。

行列の出来ると評判の「ひょうたん寿司」でランチのセット。
案の定、行列が出来ていました。お昼時だけにサラリーマンをはじめ、この界隈の
方や天神へ買い物に来た方達もみんなみんな並ぶのです。



お奨めのにぎりや、特上にぎり、なんて頼んだらとても美味しいのかも知れませんが、
ランチのセットでは所詮はそこそこ。しかし普通に美味しくは頂きましたよ。

このお店自慢の「あぶり穴子」(焼き穴子だったかも?、別注文)はトースティで
カリッとした表面と、中の柔らかい身がほぐれ、とても美味しゅうございました。

さて、美味しいものの仇討ちはこれくらいにして・・・、
って寿司食ってる場合じゃねえだろ!


試飲会ですよぉー。


36ものブースが建ち並び、もう目がチカチカ!!!
どうやって回ったらいいのか分からない?くらいの出店と人の多さ。

この時期にここまで出店するのは、やはり、為替レートの悪さと高騰した仏ワインの
売れ行きへの警戒感からなのだと思います。
うちのお店だって、そりゃもう大変です。大事にしているコストパフォーマンスが
値上がりのせいでどんどん悪くなってしまうのですから・・・。

ええ、頑張りましたよ。全部は到底無理でしたが、200アイテム以上は試飲できました。
ただ、どれがどうだったかは、メモを見て整理しないと・・・

白状します。実は時間がなかったので、試飲会の様子やお気に入りのボトルの写真を
撮る時間さえありませんでした。次から次へと・・・状態。
休憩も5分ほど取っただけで、3時間半ほど連続して立ちっぱなしで飲んでおりました。

長崎からも同業の方や、知り合いの方も多かったのですが、みなさん、あいさつも
そこそこに必死でしたよ。それぞれの収穫は今後のラインナップへと反映される
ことでしょう。

最後にひとつ、仕事上嘆いておきます。
こんな状態で良いワイン出されても美味くねぇーーー!!!
もう少し落ち着いて飲みたーーーい!!!

もうひとつ最後に。
本日、もしくは明日、ご来店の方にはラッキーな試飲が出来ますよー。


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久々のライブ

2007年07月08日 | 音楽
もう10数年ぶり?かもしれないジャズライブへ足を運びました。

懐かしの顔、懐かしのナンバーが流れてきました。
出てくるフレーズは「三つ子の魂百まで」ではありませんが、その人の個性です。
ふた昔も前と同じハートを感じます。いいですね。

ずっと続けているその情熱と継続力はさすがと思わせます。
ノリとスウィング感のある演奏の後、近況をうかがうといろんな諸事情に
驚きもし、時間の移ろいも感じました。

「楽しみはちょっとだけ取っておくこと」

あまり深くは話をしないで帰ってきました。
ってもったい付けるほどのものは何もありませんが、私の心の中で
こっそりと音楽のスイッチが入るかもしれません。(過去に書いた吹奏楽、
トランペットではない別の秘密のスイッチです)

とまれ、昨日から残りのモンテプルチアーノを飲みながら、心を開き、
過ぎた季節も数えながら、明日の予定にも心躍らせます。

「感性は縛られてはいけない、解き放たれ自由でなければいけない」
これが普段の生活感を越えての私のハートです。

今夜はちょっと頭悪そうな脈絡ですみません。
分かりづらいでしょうが、酔っているのでご容赦を。

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もはや名作か?

2007年07月07日 | ワイン ~2019年
昨日のサッカー「U-20日本代表vsコスタリカ戦」良かったですね。

若い人材が生き生きして輝いていました。
田中亜土夢や梅崎、柏木、福元選手など、逸材がたくさんいましたね。
これが3軍(本代表、U-22の次)なわけですから、数年先まで楽しみが続きそうです。


さてグループリーグ突破の祝杯となる、本日のワインは
2003 モンテプルチアーノ・ダブルッツォ(コッレ・マッジョ)
   伊、赤、2000円前後

このワインは2000年は当店のラインナップとして販売していましたが、それが終了後、
2003年を見つけましたので早速試飲です。多分美味しいであろうと・・・。

色は相変わらず濃く十分です。香りもムンムンと熟したベリー(赤から黒まで
混じり合った複雑味のある)、蜜、黒糖、焼き菓子、ハーブなど。

味わいはさわやかさを持ちつつ濃く、媚びない甘さも、キノコや土っぽさ(黒系の
味)もありつつ、赤系の華やかも十分です。いけますよー。
このレベルまでくるとモンテプルチアーノの「名作」でしょう。
コストパフォーマンスも良いと思いますよ。PP88~90程度でしょう。

ただ、今は夏場なので仕入れて販売するのは秋?になるかも知れません。
夏場の仕入れは、結構気を使うので好きではありませんし・・・ねぇ。


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最近の恐ろしい価格

2007年07月06日 | ワイン ~2019年
最近のボルドーワインの価格事情ですが・・・、

正直終わった感じがします。もう高くて買えません。
Ch.オーブリオンも2006年プリムール価格は超強気に出ました。330ユーロです。
「オー・ブリオンが強気の設定」参照して下さい。

確かに企業としては利益を上げないといけませんが、消費者からそっぽを向かれても
やるのか?ということです。


そしてインデント輸入のヨーロッパの在庫ですが、この価格がまた高い。
為替相場の悪さも手伝ってか、ほとんど仕入れる気になりません。
私でさえ「仕入れられない」と感じということは、同様に多くのショップも
仕入れ数が少ないと思うのです。現に輸入元へ聞いてもどこも動きが鈍いらしい。
買っているのは、ロシア、中国、韓国、インドなどですが、それも長続きしない
でしょう。

つまり、ボルドーワインはお手軽な物しか、動きがないと読んでいます。(特に国内で)

ご興味がある方は、ワイン名とヴィンテージをご連絡いただきますと、だいたいの
現価格をお知らせしますよー。(多分予想よりかなり高いです)

ブルゴーニュなんかも高いですし、穴探しは大変です。

そう言えば最近「新ブルゴーニュ」って言葉が登場していますが、何か変ですよねぇ。
「余計なお世話」だと思っています。ワインマスコミは次々と商売文句を考え
出しますので、変わった言葉や、流れに乗せられないようにしましょう。


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ちょっと感心したこと

2007年07月05日 | Weblog
昨日になりますが、「プロフェッショナル 仕事の流儀」という
(前に佐藤ソムリエを取り上げた)番組を見ました。結構面白いですね。

今回は外科医の「幕内雅敏氏」を取り上げ、見事なまでのプロの仕事を
垣間見ることが出来、驚きました。

全国から幕内氏を頼って、すがるような気持ちで患者がやってくる。
それも他の病院で厳しい宣告を受けた肝臓癌の患者が多い。

毎回きちんとデータを残し、猛勉強し、「365日、24時間医者であれ」
これをモットーに日々精進を重ねられています。

番組の中で、腫瘍を100個近く取り除く10時間以上にわたる大手術を
見事にやってのました。

幕内さん、あなたはカッコイイです。


しかし「365日、24時間医者であれ」ならば、美味しいワイン飲めない
じゃないですか。こんな方こそ良いワインでくつろいでもらいたいです。

ワイン会でご一緒する医師の方を見る目が変わりそうです。
飲んでる見た目は酔っぱらったオジサンやオバサンですが、
やはり大変な仕事なんですねぇ、としみじみ・・・。
快楽のワインを売っているこんな私とはえらい違いですよ、まったく。

しかし、私も「365日、24時間ワイン選びのプロであれ」を目指しましょう。

ちなみに再放送もあります。
7月 9日 (月) 翌日午前1:30~翌日午前2:15 とのことです。


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翌日が美味しい旨味系ブル

2007年07月04日 | ワイン ~2019年
飲み会祭りも終わり、明日に向けての?試飲です。

2005 ブルゴーニュ ルージュ(ドメーヌ・ギヨ・ブルー)
   ブルゴーニュ、赤、2000円程度

2005年のACブルゴーニュです。
色は濃くありませんが、まずまず健全な色合い特に赤くはありません。
って赤なんですが、鮮烈なボジョレー・ヌーヴォーのような赤紫までは行か
ないという意味合いです。

香りは柔らかく、若い青っぽさも見せながら赤系ベリーが酸味も予想させます。
味わいは、開栓直後は薄く情けなかったのですが、時間とともにどんどん
開いてきて、濃くはないけど媚びを売らない旨味系で攻めてきます。

2日目になって旨味がストレートに出てくるタイプなので、多分早いのでしょう。
「デカンタもあり」のワインです。しかし、やはり濃くはない。

予測ですが、2~3年程度経って飲み頃になるとかなりいけるワインだと思います。
ただ、重み、深み、複雑味等には欠けるので飲み頃の時期は短い気がします。

ただブルゴーニュが高騰している今、こういったお手頃価格で味わえるブルゴーニュ
が貴重な存在になってくるのでしょうね。


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アルノー・アント、コシュ・デュリの会2 飲み過ぎ編

2007年07月03日 | ワイン ~2019年
初めに書いておきますが、私はボトル1/2程度しか飲めません。
ところが、あまりに美味しかったので、調子に乗って飲み過ぎました。


NV ボーモン・デ・クレイエール
ウェルカムドリンクとして、シャンパンの差し入れがありました。
繊細できれいなシャンパンで結構好きです。Kさん、ありがとうございました。

2003 ヴォルネー 1er サントノー(アルノー・アント)
予定外でしたがアントが美味しい!ということで赤の最高峰を引っぱり出しました。
モンテリーと比べるとやはり味が太いです。ふくよかで旨味もタップリとあります。
ただ、03年ですので年が経つとぼけそう。コシュ・デュリは03年でもそれを感じ
させないあたり、その寿命の微妙なところが現在の差?かも知れません。
アントは素晴らしい造り手なので、もうひと皮剥けて欲しいです。

2002 ショレ・レ・ボーヌ(ドミニク・ローラン)
ローラン好きがいましたので、飲んでみようということになりました。
スーパー美味しいです。樽も感じますが、果実味が端正で樽とのマッチングも
見事なので、「ドミニク・ローランは新樽200%の造りだから樽臭くて嫌だ!」
という方がいたら、これを飲んで、樽の中で、頭を冷やして欲しいです。
このワインは3千円台後半ですので、ハイ・コストパフォーマンスです。


そして極めつけがこれです。


コシュ・デュリの旨味から離れられない舌が求めたものは、
やはりコシュ・デュリ。しかも、ボトルナンバー「0000番」???

1999 モンテリー(コシュ・デュリ)

既に出したモンテリーのヴィンテージ違いの1999年です。2000年も若いですが、
こちらの方はさらに、より若々しくきれいで、張りがしっかりとあって旨味がまた
素晴らしかった。現状態で個人的には最高に好きなワインでした。

この後、安デイリーをさらに1本飲んでしましました。
8名で11本飲んでしまい、1滴も残りませんでした。

うちの秘密兵器がガンガン放出されたので、少しやり過ぎた感もないではない?
のですが、このレアなワイン達に出会えた参加者はきっと幸運だったと
思っても間違いないでしょう。

ってちょっとだけ褒めてもいいですかーー。

最後にひとこと。
コシュ・デュリの白はいくら高くなっても構わないから、知る人ぞ知る貴重な
赤はだけは高くならないでーーー!!!


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アルノー・アント、コシュ・デュリの会

2007年07月02日 | ワイン ~2019年
「アルノー・アント、コシュ・デュリの会」を行いました。

昨日更新できなかったのは、さんざん飲んでヘロヘロだったためです。

1 2003 ピュリニー 1er ルフェール(アルノーアント)
 白は1本だけです。アーモンドやナッツが香ります。濃さ、深みもありますが、
この年の影響か全体のバランスの中で、ややミネラル感が欲しいところ。しかし
秀逸なワインです。かなりお高いのです。

2 2000 グラン・オルディネール(アルノー・アント)
 この年はボトルの2/3に、はねたヴォルネー・サントノーが入っていると言われ
ています。このクラスでは考えられない深みと旨さ。

そしてここからモンテリーの飲み比べです。




3 1998 モンテリー(アルノー・アント)
やわらかで優しいワインですが、時間とともに焦点が合ってきて芯の力強さも
発揮してくれました。さすがです。ただ、2年ほど前に飲んだ時よりも確かに
熟成は進んでおり、私の個人的な飲み頃は最終段階に入りつつあるようです。

4 2000 モンテリー 1er デュレス(コシュ・ビズアール)
これも熟成が結構進み、色合いも薄くはなってきていますが、1級畑でもあり
旨味と上品さもありました。落ち着きがあってしんみりとした良さがあります。

5 2000 モンテリー(コシュ・デュリ)
これは結構若く張りがあります。さすがコシュ・デュリ!役者が1枚上です。
旨味を持ったクリアな果実味が、ビロードのように流れていきます。もう
コシュ・デュリは白の造り手という概念は吹っ飛びます。もう頭から赤の
素晴らしさが離れなくなります。

6 2003 ポマール 1er ヴォーミュリアン(コシュ・デュリ)
本日のメインワインです。03年より造り始めた激レア赤です。
芯の強さ、骨格のがっしりとしたところ、03年とは思えないクリアで過熟感のない
果実味。それに新樽がしっかりと合わさっています。旨味のビロードも内包し、
まさに白に匹敵する完成度でしょう。いつかまた買えるだろうか?


世は「ビオ」だとか「新ブルゴーニュ」(これが中途半端に高いんだ)だとか
言って騒いでいますが、まだまだこうした選ぶべき地区や村があるではありませんか!
また、ブルゴーニュの赤というと「コート・ド・ニュイ地区」ばかりがもてはやされ
ますが、「コート・ド・ボーヌ地区」の素晴らしさ、掘り出し物を探す喜び、
マイナーでもしっかりと良い物を造っている実例、なんて垣間見ることが出来ます。


上記のワインが用意していたワイン達だったのですが・・・、あまりにも美味しすぎた
ため追加ボトルがありました。それは明日書きます。

実は本日は二日酔いでした。


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