魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ペットボトル入り安いヌーヴォーと普通のヌーヴォー

2009年12月03日 | ワイン ~2019年
西友で発売されたペットボトルのボジョレーヌーヴォー(790円)
を飲んでみました。



いや~~、結構美味しいんですよ。



色は皆さんご存じのヌーヴォーらしい青紫をも感じさせる若い色。

香りは鮮やかなベリー香、スミレ等の花、青いマンゴーやパパイヤ、
青めの柑橘、青草など。

味わいはやはりガメっぽいですが、タンニンはとても細かく、トゲ
トゲしさはなく、まろやかに、そしてよく熟して糖度の上がった
果実の自然な甘さを持ち、スイスイと入っていきます。

軽やかで、スムースで心地良いです。さすが今年のヌーヴォーでしょう。



正直これを飲むと、当店で販売したヌーヴォーよりもコスト
パフォーマンスではこちらが勝っていると思います。


来年からどうしようか???

ちょっと悩んでしまいます。



と思っていたところに、当店の販売した

ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(カーヴ・ド・ベレール社)

を飲んでみました。


やはり明らかに厚さが違いました。ボディや風味の厚さです。

香りも濃厚で味わいも密。やっぱり違うんだな~と実感。


でもやはりコストパフォーマンスでは・・・・・どうでしょう?

ただし、来年以降はペットボトル入りヌーヴォーは発売されるか
どうか、難しいと思います。(フランスからクレームも入りまし
たしね~)



確かに今年の出来は良く、お買い上げいただいたお客さまにも
好評でした。しかし、今年はどれを飲んでもまず美味しいよう
な・・・・・気がします。


世の中、なんだかんだで平和に地球は回っているのかもしれません。




さて、やっと新しいワインリストを書きました。
ボチボチと配信いたします。よろしくお願いいたします。

コメント (3)
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奇抜な名物・・・・・多分失敗だよ~

2009年12月02日 | ちょっと怪しい
これ、なんだと思いますか?


なんと「皿うどん×チョコ」です。




な、なんですと~!


箱の裏書きを見てみましょう。





こーんな感じです。長崎では有名店の「みろ〇や」と「リトル
〇ンジェルズ」とのコラボレーションです。


皿うどんのみ〇くや、と洋菓子店のリトルエ〇ジェルズ、その特徴を
上手く融合した商品のはずです。



さて、中身ですが




こんな感じです。(大きさ参照のためミンティアを置いてみました)


味わいは、森永チョコフ〇ークのような食感でパリパリと
麺とチョコを食べることとなります。


フツーに美味しいですが、新鮮さ大胆さなどのインパクトはまず
感じないでしょう。ぶっちゃけ、チョコ〇レークを食べた方が
安くてすみます。


この写真の2個ペアが4つ、つまりひと箱には2×4=8個が入っています。

おいくらだと思いますか???




840円ですよ。なーーーんと!

1個105円じゃないですかー!



200円くらいでチョコフレークの袋入りを買うと、これ以上の
満足度が確実に得られますよぉ。




むむむ・・・・・、これは大失敗でしょう。

コストパフォーマンスがあまりに酷すぎます。

なんでOK出したんでしょうか???


ユニークな長崎土産として販売するのでしょうけど、高すぎて評判を
落とさなければいいんですけど・・・・・と心配です。

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いや、やっぱり飲む~という悟り

2009年12月01日 | ワイン ~2019年
棚卸しなど月末は何かと事務作業が面倒でうんざりです。

12時過ぎまでかかってやっと終了。


さらに新しいリストの作成も始めました。


うわ~~、もうグダグダ・・・・・


リストの配信は2、3日内に行いますね。お待ちください。



さてと、慰労のワインを飲むのです。



本日の試飲です。


2007 テッラ・フランカ ティント
  (ポルトガル、赤、700円程度)

明るく若い香り。しかしどちらかというと、コンコード種やナイ
ヤガラ種、などを想像してしまうような、なーんとなく浮ついて
落ち着きのない香り。(フォキシースメルっぽさ?)


味わいは、価格の割には濃いけれども、品と魅力に欠けた感じ
がします。若く鮮やかなベリーの風味はありますが、やはり・・・・・
マズーです。・・・ちょっと久々にやっちゃいました。
安もの開拓には危険が隣り合わせですね。


「うわ~、これはきつい!」


と言ったので、家内が「それなら料理に使うからもらうね~」と
持っていこうとした瞬間、


そっ、それは・・・・・

「ちょっとまった~!」


と反応してしまう私はいったい何なのだろう???




安もの飲みの必須条件として・・・、

「多少不味くても、ものともせずに飲む!」というのがあります。


もしかしたら、最近そういった悟り(順応性?)を身に付けた
のかもしれません。(いや、10年ほど前からでしょうか)


はっきり言いましょう。 私には才能があります。

もちろん“安もの飲みの才能”・・・・・ですけどねっ。

コメント (4)
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