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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

自作は難しい

2014年09月15日 | 美味しいもの
最近「チャイ屋マドゥバニ」はお客さんが増えて行列が出来ています。


すぐお隣がちゃんぽん屋さんで、行列がそのお店の前にかかると、ちゃんぽん屋
の店主から文句を言われます。1ミリでも出たらいけないらしい。

そこで張り紙が。



まあ、そこまで行列が出来て繁盛し始めたということでめでたいわけです。



いつもの定食。




そして今回はこれ。初のメニュー、エンドウ豆のキーマカレー。


このお店特有の黒く焦げたような、重々しく鋭いスパイスが漂います。



家でもカレー。



こちらは福岡の有名店「スパイスロード」のサイトに書いてあったレシピの再現。
トマトを使わず、バナナだとか。あとジンジャーやタマネギの量が多かったです。
美味しいんだけれど、どこか上手くいっていない感じでした。

やはりカレーは難しいぞー。





番外編で美味しいのをご紹介。


長崎市戸石町にある「ピッツェリア・モンテ」(クリック)の揚げピッツア。(594円税込)


長さは約20cm程度。イタリアは生ハムとトマトソースのピッツアです。


割ってみましょう。



お持ち帰りで家で食べたので、出来たては分かりませんが、相当美味しい!

パリッと揚げられてさらに、やたらモチモチとしたピザの食感。そして中のトマトソース
がグビュー!と飛び出しました。

すんごく良い感じです。ビックリします。

また食べたくなるくらい美味しいですよ。


国道「R251」を通る時は、テイクアウトで買ってもいいでしょう。
こちらこそまた、自作は難しいわけで・・・専門家にお任せしましょうか。


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酸化実験8日目

2014年09月14日 | ワイン ~2020年
もうほとんど残っていません。(写真は6日目の状態)





酸化してきたワインは、どちらのボトルも落ちるところまで落ちたようです。



味わいですが、ヴァキュヴァンにはやや張りが残ります。しかし刺々しさも残ります。

プルテックスにはまだ生きている果実味とまろやかさ、しかしちょっとだらけた感じ
が残ります。



この実験で気付いたことを書いておきましょう。

・価格はヴァキュヴァンよりも500円程度プルテックスの方が高い。


・ヴァキュヴァンは1回1回、シュポシュポと空気を抜く手間がかかる。プルテックスは
 何もしないので楽だった。


・開栓後1~2日程度は、大した差は出ない。


・その後プルテックスはまろやかに果実味を保ってくれる。


・酸や張り、輪郭重視派の方はヴァキュヴァンを選んだ方が良い。
 酸味が得意でない方はプルテックス。


・残りが少なくなる(ボトル内の空気の占める割合が多くなる)と、やはり酸化スピード
 が増してくる。


・現実的ではないけれど、味わいが落ちるところまで落ちたら、どっちもどっちの
 ような気がする。


・時間が経っての変化。タンニンは変わらない。酸味が増すこと、そして果実味が
 だれてくること。


・酸味がキーワードとなるので、次は酸味が多いピノ・ノワール種のワインでもう一度
 実験してみたいと感じたこと。(多分プルテックスに有利だろうなと予想)


・バーやレストランとして、どちらで保存しているにせよ、商品としてお客様に出せる
 範囲は4~5日が限界。


などなどです。


最も大事なこと。

ワイン好きで、どちらの器具も持っていない方、ぜひどちらかでもご用意ください。
何もしないのとは2日目の味から違います。フレッシュな果実味を失わないことこそ、
ワインを美味しく飲み続けるコツだと思います。


何年もワインを飲むのでひとつあればずっと生き生きとした味わいで楽しめますし、
とても安い買い物になります。(生もの食品と冷蔵庫の関係のようなものです。)


今週は出張試飲会もあるので、戻ってきてからピノ編もやってみたいと思います。



さて、今日はげんこつ家だい!


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酸化実験7日目

2014年09月13日 | ワイン ~2020年
実験も7日目です。開栓後6日経ちました。

いよいよボトルの残りも少なくなりました。





もう明日辺りでいっぱいいっぱいです。


やはりボトル内の空気の体積が大きくなってきたので、酸化のスピードも上がって
いる感じがします。


ヴァキュヴァン(左側)とプルテックス アンチ・オックス(右側)ですが、
もうここまで来てしまうと、どちらもだれてきました。


昨日はプルテックスが良いと思いましたが、このだれ方だとヴァキュヴァン側の方が
むしろ酸や輪郭などはっきりと分かるので、今日はこちらが良いです。


例えば「みかん」でいうところの、ヴァキュヴァンは青いみかん、ちょっと酸っぱい
けど瑞々しく、そのまま日を置いたよう。プルテックスはシワシワのみかん。
ちょっとぼそぼそして、酸がないので甘いだけでだれる。それを置いたよう。

そんな感じになりました。


だれる途中はプルテックスがやや優勢でしたが、だれるところまでだれると、ヴァキュ
ヴァンの方もむしろアリだと思います。


そこで新しく開けたボトル・・・・・やっぱこっちが美味いよー!


まあそんなもんです。ボトルを開けて1週間とか、今まで残したこともないですもんね。



この比較実験が終わったら、酸味の多いピノ・ノワールで実験してみたいと思います。
そんな興味がグングン湧いてきました。

やはりキーワードは酸味でしょう。

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豪遊のあと

2014年09月12日 | マイナー探訪
「豪遊」って憧れの言葉ですね。

人生の中で一度くらいはやってみたいと思います。

なに、ワイン会ですごいのがたくさん並んだら豪遊だって???

ある意味そうでしょうが、それプラス・・・・・男だったら憧れること。

遊郭でのドンチャン騒ぎ。(奥さんに怒られます)



白状します。実はここへ行きました。(少し前です)




妄想で豪遊しました。





「ある旦那」はいいなー。




資料館には当時の遊郭のあった地図が。




たくさんあったんですねー。

いえいえ、生涯に一度くらいは・・・・・というだけの妄想です。
突っ込まないでください。


窓の外は静かで平和です。




からゆきさんを密航させた海は、今も昔も青く澄んでいます。





ところで当店の前を通る道。

少しだけ上ると、かつての「遊郭街」でした。「出雲町」です。実は現在の路面電車の
電停「石橋」は昔「出雲町」を名乗っておりました。


長崎市内には他にも「丸山」「稲佐」「戸町」などいくつもの遊郭(女郎屋)が
ありました。日本全国たいていのところにはあったはずです。昭和32年くらいまでは。

現在、表向きに「遊郭」は無くなったものの、違う形で何がしかありますよね。

環境として、恵まれし者と恵まれ難し者、富と貧困、本質的な人間の悲しみ、悲惨な状況
は、どこかでずっと続いていますし、これからもまた続くのでしょう。
それは海の青くあり続けるのと同じでしょう。

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酸化実験6日目

2014年09月12日 | ワイン ~2020年
酸化実験も6日目となりました。

開栓後5日間(約120時間)経っております。



(写真は前日のものを使用、同じですが量がますます減っています)


左側、ヴァキュヴァン(ゴム栓でポンプを使ってシュポシュポと真空状態に近づける)
はピリッとした鋭さがあって、刺々しさもあります。良くいうと張りを感じます。



右側、プルテックス(酸化防止機能の付いたゴム栓をはめるだけ)は、まろやかさを
保っております。果実味がだれた感じにも慣れてきました。


この時点では右側 プルテックス・アンチオックスの方が良いかもしれません。
私も奥さんもこちらを支持します。




そしてもう1本、同じワインを開けてみました。

比較してみますと、やはり開けたての味とは、かなり違ってきています。

「馴れ」とは不思議なもので、これだけ飲んでいると、どこまで違うか想像もできません
が、同じものを開けて比べてみると・・・一目瞭然!(一飲み瞭然!)


果実味の生き生き感がまったく違います。
タンニンはそう変わりなく感じますが、酸味が圧倒的に違います。

数日のうちにどれほど酸化したかがとてもよく分かります。


実験用の2本もかなり減ってきたので、あと1、2日くらいでしょうか。

出来るだけやってみます。


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〇酒販試飲会

2014年09月11日 | ワイン ~2020年
昨日は長崎〇酒販によるワイン試飲会でした。

アイテム数は約300。参考価格が書いてありますが「税別」です。





片っ端からガンガンと。


まずは派手な泡もの。有名シャンパーニュは良いですね。昼シャンです。







仕事でなければもっともっと楽しめるんですよねぇ。




〇酒販となればこのワイン。



Ch.ラグレゼット(仏)

かなり上がっていますね。2008年ものでしたが、すごく濃くて美味しかったですよ。
しっかり感はさすがです。うちには2005年ものを売らずに1本だけ取ってあります。(汗)
でも何で看板ワインのブドウ品種ば間違える~???


さらに日本リカーより



2011年のブルゴーニュは弱いのですが、このクラスはさすがに美味しいです。


日本のワインとして「熊本ワイン」。



デラウェアの白は個性があって、これなら少しは応援してもいいかもしれません。
とてもつややかで、生き生きとして、予想外に面白く、良く出来ていました。
外国ものにはないキャラなのかもしれません。



あとレア、面白いのは・・・



オーストラリアのテンプラニーリョ種。重くなくきれいでした。



スペインのサッカー選手「イニエスタ」の造るワインです。


(写真左側)

この2アイテムは、そこそこ良いです。



私が気に入ったのはこちら。



2008 ラ・ヴィカランダ(ボデガス・ビルバイナス)

堂々としてスペイン、リオハ地区の王道を行く味わい。しっかり目が詰まり、
旨味も詰まって、スパイシーでとても充実していました。


あと、オーストラリアのピノ・ノワール。




2012 デ・ボルトリ ガルフ・ステーション ピノ・ノワール 

きれいで旨味があります。これはニューワールドですが、良いですよ。


そんなこんなで、立ち疲れ、舌も、足腰もきつかったです。

でも輸入元の方たちとも、いろんなお話が出来て楽しかった。


ささやかに面白い出来事もあったのですが、それは皆様のご来店時にでもお話しし
ましょう。覚えていたらですけどね。


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実験経過5日目

2014年09月11日 | ワイン ~2020年
酸化実験5日目です。(ヴァキュヴァン VS プルテックス アンチ・オックス)





どんどんそのキャラは現れてきております。


ヴァキュヴァン(写真左)は鋭く、ちょっとピリピリするのに対して、プルテックス
アンチ・オックス(写真右)はまろやかです。

しかし、どちらかをブラインドで出されても、間違う方もかなりいらしゃるかと
思います。


酸味が好きな方はヴァキュヴァン派かもしれません。

果実味のまろやかさが好きで、酸味を嫌う方はプルテックス派でしょう。


ただ、どうしても、プルテックスには薹(とう)が立ったイメージが付きまといます。
何故だかどこかだるいんです。

その分、尖ってはいるものの、ヴァキュヴァンの方が輪郭もしっかりと保っています。


まだどちらが良いと言い切るには難しい部分があります。



後ほど、昨日の試飲会の報告を書きます。


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酸化実験4日目

2014年09月10日 | ワイン ~2020年
まずは業務連絡を。


本日9/10は11:00くらいから16:00程度までお店を閉めます。

試飲会のためです。奥さんも一緒に行きます。そのため閉めますが、戻りましたら
また開けますのでよろしくお願いいたします。

お昼はラーメンかカレー???




さて、酸化実験(ヴァキュヴァン VS プルテックス アンチ・オックス)4日目です。
(開栓後3日目、72時間程度経過状態)





香りも味わいも若干違ってきています。

ヴァキュヴァン(バキュバン)はやや鋭角的に。酸も尖った感じですが、さして
強すぎるとは思いません。まあ、私がブルゴーニュが好きで酸味がある程度あった
方が美味しいと感じるからです。


一方、プルテックスの方は香りも味わいもまろやかです。
ただ、果実味の味わいで、何となくその中心の部分の味わいがちょっとだれている
ようにも、感じなくはない・・・???


うちの奥さんはプルテックスの方が美味しいと言いました。私も気持ちはよく分かり
ます。

でも私は酸味がある程度増しても、輪郭がはっきりとありだれない感じのバキュバンも
良いなと思います。

そうなると「好みの差」とも言えなくもないでしょう。

とりあえずはそんな程度です。



あと、このワインはモナストレル種メインですが、酸味が際立つピノ・ノワール種で
やったらどうなるだろうか?などとも感じました。より酸っぱくなるのならプルテックス
の方がピノ・ノワールに対しては使えるのかもしれません。

まだ何とも言えない状態です。


少しづつ進めて・・・10日目までもつかなあ・・・???


とりあえず実験は続きます。

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伊勢エビの威力

2014年09月10日 | ちゃんぽん探索
中秋節最終日。

中華街のこのお店へ。





日曜日が売り切れだったので、再出撃です。

今年行かなかった「伊勢えび祭り」の憂さ晴らしでもあります。


お店のウィンドーにはこれ。



もちろん右下。「伊勢エビちゃんぽん 1100円」狙いです。


通常のちゃんぽんが700円として、伊勢エビを400円でトッピング出来ると考えただけで
すごいですよね。(前売り券を買うと1000円です!)


さあ、やってきましたよ。





おおお、くるりと回しましょう。



おおお。


スープは多分鶏ガラだと思います。(違ったらゴメンナサイ)
旨みの奥の方にエビの甘みや、ゼラチン質もかすかに感じるような・・・錯覚かな。(笑)

とても美味しくいただきました。やはり伊勢エビは弾力や肉の甘さがあって、
破壊力抜群ですね。


来年もあるのならまた食べたいです。お昼に食べたのですが、行列は出来てい
ませんでした。この情報がもっと知れ渡れば確実に行列が出来て、すごい競争率に
なることでしょう。

蘇州林様、ごちそうさまでした。

コメント (2)
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いよいよ明日です

2014年09月09日 | ワイン ~2020年
9月10日は明日です。

いよいよ試飲会です。これですね。もう一度貼っておきます。




業務店の方、ワインを取り扱う予定の方、など参加ご希望の方はご連絡、ご準備
よろしくお願いいたします。

もちろん無料ですし、損はしません。昼シャン(真昼間からシャンパン)が飲める
ことでしょう。




さて、日曜の夜に例の「伊勢えびちゃんぽん 1100円」を食べてみようと中華街の
蘇州林へ行くも「売り切れ」の文字が。


その近所の万徳へ行くも日曜はお休みでした。


そこでリンガーハットの「冷やしちゃんぽん」を食べました。

麺を増量したし、アンケートに回答すると餃子が5個付いてくるのですよん。




美味しいのでいい気になって食べ過ぎましたね。
麺が結構美味しいですからねえ。


・・・今日は約1キロ太っておりました。 オーマイガー!!!

おかげで本日は節制しました。明日が中華街の「中秋節」最終日なので、ラストトライを
してみたいと思います。今年は長崎各地の伊勢えび祭りに出撃しなかったので、これで
憂さを晴らしたいところ。


リンガーの「冷やしちゃんぽん」は東京では最初から酢が入っているらしいと言う話
を聞いて驚きました。信じられません。
長崎ちゃんぽん、皿うどんは、甘めですが、その甘さを否定してはいけません。
もともとそういうもんなんです。

「そいが嫌なら食うな!」って思う。





さて、甘くはない実験も3日目。(開栓後2日経った状態)




ほんの少し違いが出てまいりました。


左側「ヴァキュヴァン」の方はほんの少しつんとし始めました。ピリッとした感じ、
とでもいうのでしょうか。

右側「プルテックス アンチ・オックス」の方はやや丸いイメージです。 
香りが生き生きとした感じはあります。

しかし決定的に違うとまではいかないでしょう。

この状態ではどちらでも大した差は出ません。飲んだ量を少なくて、ボトル内の空気の
体積もまだ少なめだからかもしれません。

さあ、明日はどっちだ。


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忘れられた風景

2014年09月08日 | マイナー探訪
久しぶりに崎戸へ。


やっぱいいねー。






少し拡大。




緑色がうすい部分が美咲アパート跡。
あと10年くらいすると、まわりと区別がつかなくなるのではないだろうか。
その地にアパートがあったという事実すら覆い隠してしまう・・・植物の力。



そして資料館へ。




相変わらず、崎戸炭鉱の解説映画「輝く石炭」は故障中で放映されず。
「のろしはあがらず」状態だ。(分かる人にしか分からない)


資料館の1F、作家 井上光晴コーナーのそばにピンクの公衆電話を発見。

テーブルの歪み具合も素晴らしい。





きっとこれも忘却の彼方へ。

「無常」はいつの世も。人口は増えようが減ろうが、、最盛期には云々・・・・・
というパターン多過ぎ。


都会であろうが田舎であろうが、楽しみや幸せ、生き甲斐を見出すのは自分自身。
人口が多いと幸せ? 町の売り上げが上がると幸せ?? 経済ばかりですか???

どことなく違和感を覚えます。それぞれの街のスケールや時代に応じたスタイル、
経済規模、コミュニティ、郷土愛や幸せはあるんじゃないかな。

逆に国家レベルで考えてしまうと埋もれてしまったり、犠牲になったりする地方都市
や田舎のなんと多いことか。


万が一、国家に何かあっても、自給自足出来る、そんな単位の地方の、地域のシステム
作りが出来たらいいのに・・・とも考えてしまいます。

大島、崎戸や西海市では可能ではないでしょうか。果てしない未来に向けて、農業、
漁業、工業、商業などいろんな分野を地元で持ち、自給自足できる環境を整えられる
自治体っていいかも。・・・おぼろげに感じます。

外からの権力や長いものが来ても巻かれない、それでもその土地と共に生きて行ける
なら素晴らしいんじゃないかな。基本は地域で生きながら、外とはいろんな交流を
していく。リアルでもネットでも。(これって昔の藩だよね)


もちろん正解なんてないと思いますが、マイナーなところを巡るのが好きなので、
つい考えさせられました。





さて、ワイン酸化実験の2日目。




この状態でした。

空気の入る体積が少ないということもあると思います。

ほとんど差はありません。厳密にはあるのかもしれませんが、ほとんど感じません。
感覚的には問題のないレベルです。


さあ、3日目は変わるのか?!

ちなみに「プルテックス アンチ・オックス」についてはこちら(クリック)
ご参照ください。


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実験

2014年09月07日 | ワイン ~2020年
ワイン好きにとって「残ったボトルの酸化」は悩ましい問題です。


ボトルを開けたはいいが、アルコールの分解能力(酒に強いかどうか)は人それぞれです。

1日でボトルを開けられない場合、当然翌日のための、出来るだけ酸化しないで健全に
飲める方法を考えることになります。



今までは「ヴァキュヴァン」(バキュバン)でした。
ゴムの栓をしてポンプでボトル内の空気を抜いて、出来るだけ酸素を減らし、酸化を
防ぐ方法ですね。


ところが最近「プルテックス(Pulltex)」という新しい酸化防止の「栓」が発売
されましたので、どの程度のものか試さねばなりま栓(ってか)。


・・・・・ということで実験をすることにしました。





同じワインを2本用意します。そして同時に開けます。

そして毎日、同量を飲んでいき、今まで使っていた「ヴァキュヴァン」と「プルテックス」
の効果を利き比べるということをやってみたいと思います。



用意したワインは、私のデイリーワインでスペインのモナストレル種メイン、シラー種も
ちょっと入っています。1000円程度のものです。(ホントはも少し安い)



まずは開栓後、ふたつのボトルで同量を飲まねばなりません。
約10分の1を飲み、そしてヴァキュヴァンのゴム栓をして空気を抜く、片やプルテックス
はカパッとはめるだけ。





ここで大事なのは酸化をもたらす空気の量です。

極力同程度に飲まねばなりません。


右が減ったら、左を飲み・・・、左が減ったら右を飲み・・・


これ延々と続くかもしれませんが、まあ、そこは我慢です。




とりあえず1日目は同じものであると味の確認をして終了しました。


2日目、3日目・・・とどう変わっていくか興味津々です。


経過並びに結果はこのブログで随時レポートします。


ところでこれだけの量しかワインが飲めないとイライラするので、また別のワインを
開けようかと思ったのですが、同じワインを飲んでおります。
3本も同じものを同時に開けたのは初めてです。別に普通に飲むワインは2日でなく
なりますので「1日目、2日目の状態をも」確認しつつ、実験の2本の酸化したワインの
味をチェックしてまいります。


どんげんでしょうか。お楽しみに。


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初めてのお店

2014年09月06日 | 美味しいもの
お昼、ちょっと遅れて13:30頃「マドゥバニ」に行くもすでに完売。

限定カレーはもちろん、何もない状態。

最近行列も出来て、かなり人気が出たようで良いことだけれど、食べづらくなるのも
少し困るかもね。


さて、そんな訳でたまには初めてのお店開拓を。




ブログやfacebookで見かけたり、噂を聞いたり、評判も良さそうなので、一度は
トライを、と思っておりました。長崎市銅座町にある「万徳」。
正式には「餃子菜館 万徳」と言うそう。


何でも坦々麺と麻婆豆腐が美味しいらしい。



メニューはこれ。




悩んだけれど、人気があるのはこれ、と店主が言ったので・・・
上から3つめ、「水餃子&焼餃子&炒飯&坦々麺」。

930円は高いけれどまずはトライ。




さてやって来ました。




賑やかですね。

特筆すべきは「焼餃子」。そのまま食べてみましたらジュワッと弾けて小龍包のよう
に肉汁がビュッと飛び出しました。惜しむらくは皮がやや厚すぎること。これがもう
少し薄くて、「パリッ! ジュワッ! ビュ!」だと個人的には最高だと思います。

すぐ近所、20~30mくらいの場所に「餃子の〇将」があるのですが、まったく寄せ付け
ないでしょう。相手になりません。万徳さんの圧勝です。〇将は価格だけかな。


水餃子も美味しいですが、こちらも皮が厚めで全体が重たく感じます。
余計な炭水化物を取っている感じ。味は良いです。あくまで皮の厚さに関しては
個人的な好みだけです。


さて、坦々麺ですが、これもかなり美味しいです。




見事に食べました。

山椒が基本ですが、パクチーも入った中華スパイス攻撃です。
これがかなり個性的で、本場の味だそうです。
麺はかなり細く、極細麺です。ゆでタマゴは・・・不要ですね。


炒飯とサラダは普通です。特に工夫は感じません。
むしろ餃子の美味しさを引き立てるために「白ごはん」が欲しくなりました。


次はぜひ麻婆炒飯を攻めてみたいと思いました。(辛く出来るらしい)


しかしこのお店は穴場です。ランチとしてはちょっと高めの設定ですが、オリジナ
リティーもしっかりあって、いろいろと攻めてみる価値はあるかと感じました。


また後日、レポートしましょう。


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星の数にワインの数

2014年09月05日 | ワイン ~2020年
「ワインをよく知らない」、フランス人の7割 専門誌調査(クリック)という
記事が出ていました。


記事より
------------------------------------------
 驚きの調査結果を発表したのは、仏ワイン専門誌「テール・ド・ヴァン(Terre
de Vins)」。「ワインについて自分は詳しいと思うか? 」との質問に対し、71%
のフランス人が「いいえ」と回答。「知識豊富」と答えたのはわずかに3%だった。

 この調査ではまた、ワインに関する知識と理解に、社会階級が大きく影響して
いることも見て取れる。主にデスクワークに従事する、いわゆるホワイトカラーの
労働者では43%が「ワイン通」と答えたのに対し、肉体的な労働に従事するブルー
カラーの人々では同16%にとどまっていた。

 この結果を通じて、フランス人とワインの関係性における「エリート性」が明るみ
になったと同時に、「高価なワインを買う余裕のない、厳しい家計にみられる実感や
理想」を表してもいると、アンケート調査を実施した仏調査会社Viavoiceは述べている。
調査は5月28~30日の間に成人1015人を対象に行われた。
---------------------------------------------

何をもって「ワインに詳しい」と成すかという定義によりますね。
知ったかぶりでもいいのかな。(笑)


いつも思うのですが、「ワインに詳しい=有名高級ワインに詳しい」と一般的には
解釈されることが多いようです。


でも世界的には星の数ほどあるワインですから、全部を知ってるわけはありません。
ワインバカの私でも、もちろん私よりも遥かに優秀なソムリエさん、専門家をもってして
でも、知らないことの方がとても多くて、実際には「それも知らないでプロね!」と
突っ込まれたりしても不思議でもなんでもありません。

こうつぶやく間に、新しいメーカーが誕生して、新しいワインがリリースされている
かもしれないんです。それくらいの広い世界ですから。



「星の数」と書きましたが、肉眼で見える星はせいぜい5000~6000個だと言います。
すべての星の名前を言える人はいません。

ワインナリーの数は数万~10万ヵ所以上あるでしょう。ですからとても覚えられ
ないし、知らないのです。

ブラインドで偉そうに当てる話はありますが、それは有名ワインだとか、ある程度の
条件の元です。無名のワインだと1000%当たりません。ブドウ品種もブレンドが多い
ので当てるのは無理です。仮に単一品種でもあまりの多様性のため困難です。

ソムリエの試験やコンテストでは典型的な味やパターンものが厳選されます。そう
でなければブラインドをやる意味がありません。


で、話を戻しますと、「フランス人の7割は知らない」、逆にいうと3割も知ってい
れば、すごいことじゃないかと。

例えばボルドー5大シャトーを5個全部言えるとしても、だからワインを知っている
ということにはなりません。

まず基本的に「ワインの世界=高級ワイン」というスノッブ的な感覚はワインの
数万分の一面性しか知らないのですから。



・・・・・なーんてことを感じながら、今夜はこれ。




2009 トッレ・ディ・チャルド(トッリジャーニ)
  (伊、トスカーナ州、サンジョヴェーゼ種主体、赤、千円台後半)


香りはプラムやブラックチェリーのフルーツ、そして何と言ってもなめし革や肉系の
獣臭、湿った地層をえぐり取った様な赤や黒土のイメージ。

味わいは旨味がまず来ます。フルーツもありますが、革、動物的、ダシ系旨味です。
そこはイタリアらしいと言えばそうかもしれません。野暮ったさがあって、でも
スマートに旨味が来ます。これは良いワインです。

ジビエや肉らしい、そんな料理に。肉まんも良いでしょう。そして甘いものでは柏餅、
サクラ餅あたりに抜群の相性を感じます。

下のクラスも良かった(クリック)のですが、ひとつ上のこのクラスも採用したいと
思います。もうすぐ入ります。


そういえばこのラベルには星が付いていますね。

星の数のように、知らないことの方が遥かに多くて、だからこそどこまでも楽しみ
は続くのです。

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試飲会のご案内

2014年09月04日 | ワイン ~2020年
本日はご案内を。


2014年9月10日。

長崎日酒販主催のワイン試飲会が行われます。

ワインをお取り扱いの業務店の方、ぜひ足をお運びください。
もちろん入場無料です。

チラシを貼っておきましょう。
最近はフライヤーと言うらしいですね。1、2年前に知ったのですが、何で急に、
今さら、そんな呼び名すると? ポスターかチラシでよかやん。




熊本ワインやシャトー勝沼も試飲していただき、国産メーカーの頑張りも感じて
いただきたいところ。ちょっとはお高いのも出るかもね。

参加ご希望の方は「長崎日酒販」もしくは当店までご連絡ください。
お気軽にどうぞ。





さあ、少し涼しさも出てきた今夜はこれ。





2012 ディルヴィオ(Diluvio) アルバリーニョ
  (スペイン、アルバリーニョ種、白、1980円税込)

青い柑橘、レモン、ハーブ、セルロイド、白い花、花崗岩など。


味わいはある程度の厚み、ミネラル感、しっかりとしたエキス分の中にほんの僅かに
ピリッとソルティーさを含むようなイメージもあり(場所が海の側だから)、
しっかりと、主張があります。良いキャラで満足出来ると思います。

料理にも和食を含め、多様性もあるかと思います。


もうぼちぼちワインの季節、足音も聞こえてきました。

試飲会の季節でもあります。あまりに多いとちょっとへヴィーかもね。


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