「葉祥明美術館」のドッポのことを書いていたら、
もう一匹忘れられない猫を思い出しました。
まんじゅう顔の猫ばなしにお付き合いいただけますか?
その猫ちゃんとの出会いは、神戸の震災直後。
当時、神戸に住んでいて、阪神淡路大震災を経験しました。
わたしのアパートは全壊指定。
隣の家のトイレの明かりが、わたしの部屋に差し込んでくるような状態になりました。
そう、壁と柱に隙間ができて、そこから明かりが細く差し込んでくる状態になったわけです。
それでも、すぐには修理されることはなく、わたしはそのまま住み続けました。
その頃、知り合いのオタクで生まれた子猫がいて、
それがあまりにも可愛く、
一人暮らしのわたしは、1週間ほどお借りすることにしました。
子猫でしたが、しっかりトイレトレーニングはできていて、
そういう点ではなんの問題もなかったわけで、
丸1週間楽しい猫ライフを味わわせてもらって、その猫ちゃんは帰って行きました。
それから何日か経ったある夜(正確な日数は忘れましたが)、
わたしは自分の足に異常なかゆさを感じて目が覚めました。
かゆくてかゆくて・・・
でもその理由がわからなかったのですが・・・。
よく見たら、ぴ〜〜〜んと跳ぶ小さな虫・・・
ひざ下に何匹かその虫がくっついて吸血している・・・・。
それは、なんと「ノミ」(らしい)だったのです・・・。
震災直後で、倒壊したおうちもあり、環境は劣悪でした。
猫はそんな環境の中、家の外をうろうろしていたわけですから、
体にノミをつけていたのでしょうか?
どう考えてもそれしか思い浮かばない・・・。
あのきょとんとした愛くるしい顔が思い出されて、思わず噴き出すやら、飛び上がるやら。
とにかく家に帰るのが恐ろしくなって、周囲の方々にこっそり相談。
「バルサンを使ったほうがいい」とのアドバイスを受け、
2回ほどバルサンを炊きました。
幸い
その後、ノミに出会うことはありませんでした。
とっても可愛かった記憶とともに痒かった記憶が蘇ってきたまんじゅう顏でした(笑)。
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