母が亡くなったのは、数年前。
75歳でした。
最近亡くなったモハメド・アリと同じ若年性パーキンソン氏病に、
30歳代でなり、
不自由な数十年を過ごしてきての死でした。
40歳代では、台所に立つことも少なくなりましたが、
母の手料理の幾つかは今のわたしの記憶にも鮮明に残っています。
みなさんも、それぞれに母の味をお持ちでしょう。
わたしはというと、母の作る「コロッケ」が大好きでした。
きっとなんてないコロッケだったのだろうと思います。
けれど、
八百屋で買ってくるお惣菜のコロッケとは明らかに違う母の味のするコロッケでした。
わたしは、結局、母から作り方を教わったことはありませんでした。
けれど、覚えている味をたよりに、
自分で作るようになり、
今ではその味を再現できていると思います。
じゃがいもと、ひき肉と、玉ねぎ。
味付けは塩、胡椒。
田舎暮らしでしたので、これくらいの調味料で母は作っていたのだと思います。
けれど、そのシンプルな味付けが懐かしく、
また、
夫にも息子にも好評で、
いつもワクワクしながら作り、母を偲びます。
そして、今は、
マーさん(夫の母)と一緒に作っています。
じゃがいもの皮をむいてもらい、じゃがいもを切ってもらう。
玉ねぎもみじん切りにしてもらう。
それをわたしが茹でる。またひき肉と玉ねぎを炒める。
マーさんに、それを混ぜて、小判形に成形し、小麦粉や卵やパン粉をつけてもらう。
揚げるのはわたし。
出来上がったたくさんのコロッケを見て、
マーさんは、
「わああ、おいしそう!」
わたしは、
亡き母のコロッケを、夫の母と作る幸せを感じていました。
スイカきゅうり50日目
発芽後42日目
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