親っていうのは、
子供の興味によって、
今まで興味のなかったものに興味を持つようになったり、
やったことがないことをやってみたりということが
いくつかあるものかなと思います。
振り返ってみれば、
息子がトーマスを好きになれば、
いろんなトーマスに出てくる乗り物の名前を覚えたり、
ポケモンを好きになれば、
いろんなポケモンの名前を自然に一緒に覚えたり、
めっちゃ詳しくなってしまったこともありました。
皆さんもご経験があることでしょう。
夫は、全く野球などやったことのない人でしたが、
息子が野球が好きになれば、
一緒にキャッチボールをして、夫もそれなりにうまくなりました。
わたしはというと、
ここ数年は、ミュージカルにどっぷりの息子から、
ミュージカル俳優の名前を覚えたり、
いろんなうんちくを聞いたりして、
全く興味も関心もなかったところへ足を踏み入れた感じです。
市村正親さんは有名な方ですから、
もともと知っていました。
夫が大学時代、参宮橋で若き日の市村さんをお見かけしたことがあって、
「とにかくかっこよかった」とよく申しておりましたが、
ああ、そんな方なんだ〜ぐらいな受け止め。
ところが、息子がいろんなミュージカルを見て、「市村さんはすごい」と何度も何度も言うものですから、
だんだんと気になるようになり、
とうとう今回、
息子と一緒に市村さんが出演される
『NINAGAWA・マクベス』の特別対談を聞きに行くことになっちゃいました(笑)。
公演自体は、埼玉のほうですので、
まだ見にいくかは未定ですが、
まずはお話を聞いてみようと思ったわけです。
でもでも、お話を聴くには、『マクベス』自体をしっかり読んでおかないといけないなと思ったわたし。
若い頃、シェークスピア作品は主なものを読んだと思いますが、
全く内容を覚えてない始末。
そこで、この年になって再読です。
『マクベス』そのもの以外に、
プラスこんな本を読んでいます。

『こどものためのマクベス』
そして、『深読みシェイクスピア』松岡和子著
『子供のための〜」は、子供向けに書き直された英語の『マクベス』と、それを日本語に翻訳したものの両方が載せられている本です。
『深読み〜』の著者の松岡さんは、シェイクスピアの新訳を手がけ、蜷川演出を支えた翻訳者の一人。
今回、市村さんとその松岡さんの対談が聞けるので、
もちろん要チェックですね!
息子はすでにこの本の方は読み終えています。
さて、このにわか勉強が、対談を聞くにあたって
どれほど役に立つか、立たないのか、
公演を見に行くことにつながっていくか、
興味が広がるのか、そうでないのか、
この年になってからでも、興味の花が開くのか、
この点の自分のうちでの展開も楽しみにしながら、
6月はこっち系でのんびり読書に勤しみたいと思っています。
☆「『手帳』で乗り切る6月(その3)」は、明後日アップする予定です。
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