手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

「お便り月間」、半月を過ぎて感じたこと

2020-03-17 | 手帳・周辺




3月に入り、巣篭もり生活に入ったまんじゅう顔。

こんな日々だからこそ、

「直接顔を合わせなくても、お便りを!」と思い立ち、

1日に2枚程度、ハガキを書いてきました。


その際今回のチャレンジは、

「自分のお気に入りの絵葉書からどんどん出す」ということ。

そして半月が過ぎました。


青年時代には週に何通か手紙やハガキを書いていたまんじゅう顔。

いつの頃からか、

メールで済ませることが多くなっていました。


メールアドレスって、

本当に用事のある人か、

関係の深い人からしか貰わないから、

結局、少し距離のある、

でも気になってる人には連絡が取りにくくなってるわけですよね。


この度、まずは

いつも教会で挨拶をしたり、

ちょっとした近況報告をし合うご高齢の方々を中心に、

お葉書をお出しすることにしました。

コロナウイルスのこともあって、

なかなか教会にもおいでになれませんからね。


また、用事のある友人にも、

急がないときはメールで済ませず、

ハガキを書いてみました。


メールよりも、

文字をペンで一字一字書くことで、

その人への気持ちが強くなり、

その人のことを祈る気持ちにもなります。


びっくりしたのは、

思ったより絵葉書自体の反応が大きいこと。

お返事いただいた方の中に何人もが、

送ったハガキの絵についてのコメントを書いてくださってたんです。


「可愛い」とか「懐かしい」とか。

中には、かつて教会学校の子供達へのプレゼントとして、

刺繍入りのキルティングバッグをたくさん作ってくださった年配の信徒さんが、

わたしの送った葉祥明の絵葉書を見て、

「わたしが一番初めに作った黒のバッグのようでした。

とても嬉しくてついかいてしまいました」と、

その刺繍の絵を手書きしてくださってたんです。



何故か、その方の何かと触れるというのはこのことばかりではないです。


前に書いた別の教会のご婦人、

いわさきちひろさんの赤ちゃんの絵葉書を送ったことがあったのですが、

大事に自分の「主婦日記」に挟んでおられ、

教会に持って来られてて、

わたしに見せてくださったことがありました。

「ちょうどうちに孫ができるという時期に、この絵葉書が届いてすごく嬉しかったの」とのこと。

どちらも不思議なご縁なのですが、

絵葉書って何かその人のインスピレーションを刺激するのでしょうか。


「絵葉書の絵よりも、中身が大事」と思ってましたけど、

絵葉書の絵も実はすごく大事なんだということを知らされました。


だから、逆を言えば、

よくその絵葉書を見定めて出さないといけないということも言えますね。


これまで絵葉書といえば、

自分のお土産にとか、自分の思い出にとか、

結構自分、自分で購入してきたなあと思います。

だからどんどんため込んで、使おうとしない。

でも大事にとっておいても、

数十年持ってたら色も変わってくるんですよね。


絵葉書は本来使ってなんぼのものですから、

使うことで喜んでもらえるということを大事にしたいと思いました。





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コメント (4)
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