〇 オリンピック「やるよ」の返事に 裏付けなし(ワクチン頼み・トップの決断)
〇 まん延防止の予定が もっと強くと押し切られ(岡山・広島・北海道に非常事態宣言)
〇 専門家がそういうんだろ? 10分で官邸豹変スガ決断(それでいいんだよ・国民納得)
〇 大阪(維新・吉村知事)は スガべったりが裏目に出(つまずきは宣言前倒し解除の判断ミスから)
〇 そのワクチン おらが先だと町長が(茨城県・城里町)
〇 自動車のテスト・コース誘致で テスト慣れ(ワクチンもテスト?)
〇 一日中TELしっぱなし 接種予約(ワクチン予約特設ダイヤル・8時間ムダにした)
〇 ネット予約にしてみたら 5分もかからず即予約(この差はナニ?)
〇 ミャンマーから帰還 北角記者に支援アリ(大使館ほか・さすがに自己責任発言はナシ)
〇 各国報道陣 まだ40人も拘束で(北角記者は喜んでばかりいられない・国軍非道を世界に発信か)
ちょっと長くなりますが、どちら様もお許しください。
まず、このタイトルをつけたメインの理由は、非常事態宣言発表の10分前まで、関係閣僚のほとんどが、熊本・岡山・広島・石川・群馬・北海道を「まん延防止等重点措置」地域に指定することで一致していたのですが、新型コロナウイルス感染症対策分科会諮問委員会の尾身茂会長ら医療関係者の懸念と、岡山・広島・北海道の知事らの強い要望を西村内閣府特命担当大臣が閣議の場で菅首相に伝えたところ、首相は「専門家がそういうんだろう?」と引き取り、ヨシ、岡山・広島・北海道は非常事態宣言、その他はまん延防止等重点措置で行こう!と決断したのだそうです。
これまでは、あまり専門家の意見を尊重せず、失敗してきたスガさんが、今度ばかりは他人の主張を受け入れて、早めの措置に踏み切ったわけです。
今までは、政治の優位や経済優先のポジションをとっていましたが、あっさり押し切られたように見える決断が、むしろ逆転の発想になった気がします。
「負けたと見えて、実は最良の判断だった」すなわち「負けるが勝ち」じゃないかと思いました。
謝罪したり、意見を変えることに拒否反応を見せていた菅さんが、何度も痛い目に遭い、ここまでかかって学んだフシがあります。
そして、率直さが支持率アップにつながることを知ったのではないでしょうか。
他の句についても、総じて「負けるが勝ち」的要素を含んでいると思い、このタイトルにしました。
まあ、個人的なワクチン接種のドタバタも、最初の一日は予約特設ダイヤルに電話しっぱなしで失敗しましたが、一晩頭を冷やして翌朝ネットに切り替えたら、いともたやすく予約できたので、こだわらなくてよかったなあと、世の中の仕組みを納得しました。
電話につながらなかったことや、NTTへの憤りを負けとすれば、ネットに切り替えたことが勝ちだと思いました。
城里町町長も、キャンセルがたくさん出たのでとか、医療従事者に準ずる立場にあるとか、いろいろ強弁していましたが、これらはマイナスポイントで、あっさり謝ったほうがよかったのではないか、と。これも負けるが勝ちではないでしょうか。
これ以上は、スペースがなくなるでしょうから、終わりにします。