どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(238)『キラキラ軽井沢』

2019-12-29 00:00:00 | 行事

 

     万平ホテル

 

北軽井沢へ行くために通過する街、あるいは食料その他を買い物する街だった軽井沢に、わけあって泊まることになった。

貧乏人には敷居が高い旧軽の奥、万平ホテルの初体験である。

折りしもクリスマス、ていうか同行者はこの日を目指してきたらしい。

当方はただお呼びにしたがったまでなのだが・・・・。

 

     控えめなキラキラ

 

思い出のために、一枚パチリ。

あの有名人も、この有名人も・・・・と話には聞いていたが、やはりシックなたたずまいは歴史を感じさせる。

クリスマスだからといって、ド派手な飾りつけなどなかった。

控えめなキラキラというより、瞬かない古風な豆電球である。

 

     歴史

 

はあ、こんな雰囲気なのだ。

どこへ転がり込んでも眠れる当方としては、格別の感慨はない。

軽井沢には雪も残っていたし、この夜も冷え込んだはずだが、暖房が心地よかったのはありがたかった。

あくる日の朝食も、我が家の超簡単レシピと違って、センスを感じる組み合わせだった。

 

     中軽井沢駅

 

前日は別のホテルに宿泊していて、夕食を摂りに街へ出た。

通りかかった駅舎のイルミネーションがきれいだった。

雪に映えて、思わぬイブ気分。

さて、何を食べようか。

 

     庶民的

 

あまりウロウロする方ではないので、行きなれた中華料理店に落ち着いた。

庶民的で安定した料理を出してくれるので、やはりここを選んでしまう。

              ⁂

北軽井沢の山小屋滞在が性に合っているが、たまにはこんな経験もいいか。

めったにないことなので、記念に残しておこう。

 

 

      (おわり)

 

 

 

 


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