どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

心に残る作品『六本木ジャズ物語・栗田英二』

2024-10-03 00:05:00 | ポエム

ポエム(274) 痛快『六本木ジャズ物語』

2020-12-14 00:02:40 | ポエム
ぐずぐずしているうちに師走も半ば
年賀印刷のソフトはまだ使えるのかな
 
はて 来年の干支は何だっけ
そうだ 丑だ 丑だ 丑さんだ
 
ああ 丑さんが懐かしい
トンビが乱舞する湘南の海が懐かしいよ
 
若いころの友達は 記憶の海に溺れてしまったが
壮年の友は まだプカプカと海面に漂っている
 
ほら 手を出すから掴まってよ
ジャズの世界に一緒に行こう
 
<六本木ジャズ物語>は今でも健在だ
あれは丑さんの最高傑作だった
 
戦後スウィング50年史と銘打たれ
松本英彦らジャズ界の巨匠が登場するよね
 
米軍キャンプでの抱復絶倒のエピソード
伝説のライブ・ハウス「バードランド」も蘇る
 
読み返しては一緒にスイングするのさ
もちろん美人ママの情熱はそのまま熱く
 
旅先でのカラオケでもスイングしてたね
地上は騒がしいが そっちで存分に遊んでよ
 
丑さん おかげで楽しかったよ
湘南の海も丑さんんを懐かしがっている
 
生前の年賀状はまだ手元に残してある
丑さんの緑色のサインが賀正の下にあるやつだ
 
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