差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

甘茶

2015年05月27日 | 日記

 子供の頃、甘味料不足で甘さに飢えていた時代、甘茶の葉を乾燥させ湯を注ぎ飲んだものである。その甘茶が咲き始めたが、この花を見るとそんなことを想い出す。今では飲んでいる人などいないだろう。

 語る会では、戦中戦後のあの混乱した時代は、物不足でも大変な苦労を強いられたことなど話し合っている。例えば甘味料不足では、サッカリンやズルチンなど、それが発癌物質だなどとつゆ知らずに代用したことなど話題になったばかりである。サッカリンの甘さは衝撃だった。