こどもの頃、苺狩りと言えば栽培しているものでなく野山で採るイチゴである。小粒だが黄色い実が鈴なりになっているキイチゴや背丈が2Mほどにもなる藪の中、トゲに刺されながら摘み採った黒くて甘い熊苺(方言かも知れない)など懐かしい想い出である。
ホームセンターで求めたラズベリーとブラックベリーを鉢植えで愉しんでいたが、実の付き方がいまいちであった。昨年裏庭に地植えしたところ元気となりたくさん実を付けた。アップしたのは、黒くなれば食べられる熊苺そっくりのブラックベリーである。
味はこどもの頃、美味しく食べたものと違い何れも大味で馴染めない。舌が肥えたせいか、それとも子供なので何でも美味しく感じたせいなのか、、、。あの懐かしい味をもう一度味わってみたいものである。
飽食の時代、今の子たちは山での苺狩りなどしないだろうな、、、。