差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

仕事始め

2009年01月05日 | インポート

Photo  穏やかな正月も過ぎ、今日から仕事始めである。定年退職して早12年、その後も嘱託の延長としてボランティア精神で勤めている。健康で公的な仕事をできることに感謝し、時間的余裕のある勤務なので少しでも貢献できることを誇りとして今年も頑張ろう。

  ほめられもせず苦にもされずに、、、


正月の演出家

2009年01月03日 | 田舎の思い出

 枝振りのいい松を裏山から切り出し、庭に門松として飾る。縄をない注連縄を作り神棚に供える。座敷周りには縄を張り、所々に幣やミカンをつるす。これらは正月を迎える演出家としての父の役目である。子らは、その作業を心躍る気持ちで観ていた。そして大晦日には、上段の間でそろって父の挨拶の後、母手作りのお節を食べる。新しい足袋と下駄が父から配られ元旦を迎える。

 こうして一家の祭事を取り仕切る父の姿を頼もしく観ていた頃が懐かしい。そのころの父の齢を遙かに超えたが、孫にお年玉をあげるくらいしか正月の出番がない、、、。

 


浜松城

2009年01月01日 | 旅行記

  Photo_2初日の出を、ホテルの18階ホールで迎える。その瞬間を待つ人々は、すべて善男善女である。ご来光を歓声と共に拝む姿は、人の心の奥深いところにある宗教心が揺さぶられるからであろう。何宗でもない。そこには何ともいえぬ一体感があった。

 朝食を済ませ浜松城(戦後再建されたもの)を見学、家康の17年間の居城にしては質素な城構えである。石垣は野面積みで荒々しい。

 その後、中田島砂丘に向かう遠州灘からの風が冷たく早々に引き上げる。元旦にも拘わらず高校生が足腰の鍛錬の為か大勢駈けていた。指導する先生方もご苦労さん。帰路は東名高速、お正月で渋Photo滞することもなく明るう内に着く。