さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

万里の長城の一番はじっこ

2012年12月03日 |  新疆ウイグル



さてこの嘉峪関というところは、漢民族がモンゴル民族の侵入をはばむために
作った万里の長城の、一番西のはずれです。これより西は砂漠ですからねェ。

北京の郊外にある万里の長城を歩いたことはありますが、そこから飛行機で
なんと4時間半もかかる、こんなところまで続いているなんて!



さて資料館では中国の地図がありました。万里の長城が赤線で記されています。

右下のほうに目をやりますと…。台湾のすぐ沖に、「釣魚島」すなわち日本名で
尖閣諸島がありますね~^^; 日本のどこかの資料館では、これが日本領土と
表記されていることでしょう(^益^;

地理的には台湾のすぐ横なんですが、大国の中国と日本が「オレのものだ」と
やりあっているわけですねェ。

・まず暴力をふるって誰かが理不尽に殺されるようなこと(戦争)だけはやめて
もらいたいものです。どうしてもやりたいやつがいるならば、そういうやつらだけが
素手でやったらどうでしょう(^益^)w

・口げんかをお勧めしますが、その際は相手の言い分とこちらの言い分を
並べましょう。いまのところ、残念ながらどちらも自分の勝手な言い分だけを
喚きたてている人が多いようです。聞く耳を持たなければ、ただの騒音です。

・けんかはフェアにやってもらいたい。どちらの国も、他に似たようなけんかを
しています。あっちにはこう言い、こっちには違うことを言う。それは恥ずかしい。
たまたま私は日本人なので、自分の国が恥ずかしい行為をしてほしくない。
それが愛国心だと思うのですが^^;

・こういう領土問題は、いままでの歴史上ほとんどの場合、けんかで勝ったほうが
ぶん捕ってきました。負けたほうの恨みがずっと残ります。でも最近はやっと
手を出さないで口げんかにしよう、というようになってきました。口げんかで
双方が納得する決着がつくことはありません。お互いが五分五分で引かないと
決着しません。お互いの五分五分って、気持ち的には「こっちのほうがちょっと
損してるくらい」と譲り合うくらいでようやく五分五分です。

 そんなふうにでっきるっかな~(^益^)b