1500年頃から営業しているというウィーン最古のレストランに行きました。
その名はグリーヘェンバイスル。
モーツァルトなどの有名人も沢山来たことがあるそうです。
こういうところはガイドブックには要予約、なんて書いてありますが、ウィーンの
レストランはだいたい昼前から夜遅くまで休みなく営業しているので、混まない
時間を狙っていけばだいたい入ることができるのです。
こんときゃまだ夕方6時前くらいでしたか、老夫婦がひと組いるだけで、ご覧のように
ガラガラでした^^
まわりに誰もいないので、逆に落ち着かないかも^^;
でも老舗の立派なレストランは、客の扱いも丁寧で、気持ちよく食事を楽しませて
くれます。ひとり旅は気楽でとてもいいですが、こういう食事のときだけはちっと
手持無沙汰になりますねェ(^益^;
ウィーン料理のなかでも代表的な「グラーシュ」。日本語では「グーラシュ」と表記
されることもありますが、どちらが原語に近いのかわかりませ~ん。
パプリカを使ったソースで煮込んだ牛肉シチューです。柔らかくてトロトロのお肉です。
元はハンガリーの料理だそうですが、オーストリアやドイツでも定番になっています。
上に見えている付け合わせは「クネドリーキ」という、こちらも定番の一品です。
小麦粉やジャガイモをこねて蒸したり焼いたりしたものです。小説などでよく出て
きますが、これは食べてみないとよくわからないものですね。
「主食」と呼ばれたりすることがありますが、日本人が考える「お米」とはちょっと
違います。「パン」は主食ではありませんし、「ジャガイモ?」というのもピンとこない。
日本人にとっての特別な「米」の位置づけは、ヨーロッパではちょっと理解が難しい
文化なのですねw(^益^)w