さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ

2013年10月09日 | オーストリア・チェコ



この日の午前中は、カールスプラッツの美術館へ。街中を歩いていると、こんな
ふうに絵になる景色があちこちに。



ウィーンの街中では、このようにどこでも馬車が通っています。すっかり車が主役に
なってしまった現代でも、「カッポカッポ…」と馬車が通ると、すべての車が道を譲り
ます。「いいねえ♪」と思うわけですが、ひとつ問題が…。

お馬さんは、したいときにしたいところでウンちゃんとヒリ落とします。ボテボテッと
落ちますと、臭気が立ち上がるわけで、これが結構街のあちこちにあるんですなぁ。
ま、これを画像で見ているだけの皆様は、「優雅だねえ…」とお楽しみ下されば^^;



こちらはカールス教会。カール6世がペストの鎮静を祈願して、20年以上もかけて
建てたそうです。金の使い方、今なら大きな批判を浴びそう(^益^;

このすぐ横に、目的の美術館があるのです。建物はすごく地味。訪れる人もだいぶ
少ないようです。なにせこの街には王宮博物館やら国立美術史博物館、シェーン
ブルン宮殿などがあるので、観光客の優先順位がだいぶ下がってしまうのでしょう。

しかしクリムトやエゴン・シーレが好きな人は、きっと訪れるはずです。



まずはウィーンの歴史がよくわかる展示があります。中世の時代などは、このように
城壁に囲まれた要塞都市だったのですね。



そしてご覧下さい。正面左から2番目は、クリムトの「パラス・アテーネー」。ギリシャ
神話の、知恵や芸術の女神です。これが見たかったのですが、誰もいないので
感動!

ちなみにウィーンのほとんどの美術館では、このように写真撮影が許されています。
もちろんフラッシュは不可で、他の客がいるときにはシャッター音も気が引けますが、
私は音を切っておりますし、誰もいないところを見計らって撮影してますよ^^;




美術館を出てくると、すぐそこにあるのが楽友協会。ウィーン・フィルの本拠地です。
元旦には有名な「ニューイヤー・コンサート」がありますよね。あれって調べてみたら、
1月には翌年のチケットの抽選申し込みがあるとか。

一年かけてかー。当たったら何があってもですよねーw(゜゜)w