さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

年末クラシック

2015年12月23日 | らくがき

            

西本智実指揮のクラシックコンサートに行ってきました。なかなかの人気
ですから、やっとチケットが取れたのです。女性でカッコよかったりする
ものだから、熱心な女性ファンが多いようです。

プログラムは外山啓介という若いピアニストのラフマニノフ「パガニーニの
主題による狂詩曲」。この曲はちょっと前に小曽根真の演奏を聴いたばかり。
小曾根はさすがに余裕があってジャズってた(?)。超絶技巧もうまく弾ける
だけじゃあいけません。それに比べちゃうと、役者が違ってたかな~。

次は十八番の「展覧会の絵」。これはコバケンのやけに熱い、突然タメたり
する演奏よりはずっとよかったが…。イルミナートフィルって、なんか
寄せ集めなのかしら。ちょっとバラつきがあったような。

最後の「ボレロ」は熱演でした。演奏後は、おばさまたちのスタンディング
オベーションが印象的でした。宝塚というか、全日本女子プロ?


         

松山バレエ団の年末恒例「くるみ割り人形」も観てきましたぜ。
森下洋子さんです。少女クララの役です。。。

チケットを取るときに、「まだやってたんかィ~~!」という驚き。
だってもう孫がいる年だよね?清水哲太郎はもうやってないのか???

モロボシ・ダンが初老になってから変身したセブンが怪獣と闘うときの
ハラハラ感。最初は緊張しました。しかぁ~~しっ!動きに乱れどころか
寸分の隙も無い完璧さ。まるで白髪になっても無敵の剣豪のような?
幼い頃から桁外れの訓練を重ね、おそらくは一日も休むことなく、初老に
なってまでも求道者のような人生を送っているのでしょう。
ただ華やかな舞台を見るだけではありません。そういう研ぎ澄まされた
「生き様」を目の前にすることができるのです。


*来年5月にサイモン・ラトル&ベルリン・フィルのベートーベン・チクルスが
あります。最後の第九はS席45000円!しばらく呻吟した挙句、申し込んだら
「はずれ」ました。。。 少しホッとする自分がいました(^益^;
 当たっていたら…の妄想
清水の舞台から伸身2回宙返り3回ひねりのF難度で飛び降りたつもりで
チケットを買ったら、前の席には座高の高いハゲ頭がいて、おまけにスダレ
頭につけたおじさんポマードの臭いに悩まされ、隣の厚化粧臭いねいちゃんは
退屈らしく途中で隣のつれにコソコソと話をしたり鼻をすすったり、そんな
ことになったら耐えられないな、と思ってあきらめることにしよう。。。

あ~でも、小澤征爾&水戸室内管弦楽団の「運命」は15000円で買った。
これも衝動買いだ。ま~元気でいらっしゃる間に聞いておかないとねェ^^