さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

熊本 夜の繁華街

2017年09月20日 | 九州シリーズ



なんと「洲さき」は予約で一杯。あそこの「一文字ぐるぐる」と「かわはぎ刺身」を
食べるつもりでいたのだけどなー。

というわけで、初めて行く「美食みやじ」で「黒からかぶ」を食べることにした。
「からかぶ」とは一般に「カサゴ」と呼ばれる魚で、希少な「黒」は美味だとか。
ここはその専門店。旨いかなー。



カウンターに座ると目の前に水槽。何匹も泳いでいますが、その命は風前の灯火。



まず好きな唐揚げを注文。原型をとどめないほどに変形しておりますな。別に旨ければ
いいのですが^^; う~ん、唐揚げにすると、普段食っている「赤」との違いが
わからん。



というわけで、滅多に食べられない刺身を注文。たしかに美味しい。



美味しい魚は、一見グロテスクなやつが多い気がする。成仏してくれな。

なんか敷居の高い高級店、という感じがしたのですが、意外と若者も多い。人気店らしく
わりとすぐに一杯になり、次々にやってくる客は断られる。しかし板前はひとりで、
カウンターの向こうでは休むことなく必死に頑張っている。ちょっと落ちつかん。
出雲の「のどぐろ」の店がそうだったな。旨い、安い、だけでなく、落ち着いた店の
雰囲気も大事だよな。



2軒目を考えながら、ひとり繁華街を彷徨う。

以前に悪くなかった店もいくつかあるのだが、ニャント咳がひどい。
せっかくの旅だというのに、体調が悪いのはなー!



というわけで、この俺が、こんなことがあるのか。
酒を中断してコーヒーを飲むことに。

もしこんなときに妖艶な美女が現れて「一緒に静かなバーで、カクテルでもいかがですか」
なんて言ってきたらどうするんだ。俺の人生では、いままでのところではそういうことは
なかったが。



これがなかなか落ち着いた古風な喫茶店。夜の繁華街なので、客は俺ひとり。

初老の女性オーナーは、カウンターに背を向けて座っていました。テレビでは懐メロの
歌番組をやっており、井上陽水の「少年時代」が流れたときは、まさかの気持ちよさそうな
歌が出ました。好きなんでしょうね^^; 客がいて歌うか? (^益^)

右の写真は「カサブランカ」だな?

 男の美学? カッコつけて、しょいこむのが嫌だったんだろ?