さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

飯坂温泉 旧堀切邸

2018年03月15日 | 東北シリーズ



鯖湖湯のすぐ近くに、旧堀切邸があります。せっかくなので見物に。



敷地内はとても広い。豪農・豪商の邸宅です。



井戸の向こうには足湯があって、観光客が入っていました。俺は温泉に入ったばかり
ですからね^^;



でっかい蔵がいくつも。梅山太郎左衛門菅原治善という長い名前の人が、1578年に若狭の
国から、ここ飯坂にやってきて、名前を「若狭」にしました。村を流れる川がたびたび
氾濫したので、堀を切って川の流れを変えたそうです。埋め立てた場所を田園や宅地にした
ことから、ここの地名が「堀切」になったそうです。葛飾の堀切菖蒲園も、そういう感じの
由来なのかなー。



蔵の中。この階段が収納になってるの、スキ♪



堀切家は大庄屋となって、飢饉のときなどは農民を救済したり、地元の名士だったそうです。



主屋の中に入ったら、ひな壇が飾られてあり、さらに何人もいる係員のおばちゃんから
「座って!お茶を飲んでって!」とウムを言わさぬ接待。



というわけで、ご馳走になりました(^益^)w



離れの蔵、憧れるなあ~。財はなしてないですが、まず本を壁にびっしり並べて(今は
部屋にあふれかえっていて何がどこにあるのか状態)、大きなスピーカーでシンフォニーを
聴くのだ(古いマンション住まいだから、いまはPCで音量を絞って聞くしかなく、大きな
音が出る交響曲などは聞く気にならない)。



さて飯坂温泉郷をぶらつきながら、福島駅に戻ります。さすが古い温泉地、こんな立派な
お屋敷があります。



さっきのお屋敷のすぐそばに古い酒屋。「榮川」の看板だ。蔵のあるお屋敷に住んで、
すぐ近くに酒屋なんて素晴らしいなあー!



半日ぶらつくには、とてもいい感じの町でした^^