ここから線路がなくなっているので、BRT に乗り換えです。これはBus Rapid Transit
の略で、「バス・早ええ・移動」という意味です。線路だったところを舗装して、バス
専用レーンにした代替輸送設備なのです。
それにしても、柳津駅前には、な~んにもないです。バスを待つのは、俺の他におじさんが
ひとり待っていました。
バスが走り出すと、すぐに「元線路」が見えて、そこは工事中。運行再開したら便利に
なるから、また来なきゃなあ。
左は駅だったところです。このあたりは津波で全部流されたわけですね。そこがバス専用
レーンになって、先のトンネルにつながっています。しかしいまはそこを線路にしようと
工事しているのでしょう。バスはこちらの道路を走っています。
右のは高速道路だと思います。ずがーんと出来たら、まーた鉄道利用者が減るよー。
右側は、橋だけ先に出来てきたようです。
これは町だったところ。盛り土をして、それを平らにしてから町を再建する予定なんだろう
けれど、これだけ年月が経って、みんな戻ってきて家を建てるのか?町なんかできるのか?
ここ、驚くことに「志津川」という駅だったところです。まわり一面、何もなくなり、
いまはポツリポツリと建物が立ち始めています。このバス停の横には店がありました。
そのうち家がぎっしり建つの?みんな造成地ができるのを待ってるの?そうは思えんなー。
右は新しく出来る高速道路の橋。正面は津波で壊された鉄道の高架線。
もと鉄道の線路。ここにレールを敷いて復活するのかしら。
できるんだろうなあ~。立派な橋が架けられていますからねー。
高速道路のほうがずっと規模が大きくてスゲーや。
この橋は壊されたやつでしょう。
いつの間にか、バスは専用レーン(もと線路)を走っています。
この横に盛り土をして、少し高い所に線路を敷いて、それからあの橋を通るのでしょう。
だいぶかかるよねー、時間も金も!
線路のところが道路になっていて、ホームの横を通るって変な眺めでしょ。左の駅は
すっかり壊されて歩道橋だけ残っているのです。
前の記事(女川駅前にぎわい拠点)の最後の画像をご覧ください。
でたっ、踏切。信号がある。降りてくる遮断機が、レーンをまたぐほうにではなく、こちらの
バスのほうを止めるのです。普通の逆でしょ^^;
もともと線路は単線なので、バスもすれ違うときはこのように一方が待たなければなりません。
気仙沼に到着です。ここより北には電車が走っているので、駅には電車とバスの両方が
入ります。ちょっと不思議な光景です。
ね、ホームの右は電車が通る線路、左はバスが通る舗装道路になっているのです。