さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

BRTで柳津から気仙沼へ

2018年03月30日 | 東北シリーズ



ここから線路がなくなっているので、BRT に乗り換えです。これはBus Rapid Transit
の略で、「バス・早ええ・移動」という意味です。線路だったところを舗装して、バス
専用レーンにした代替輸送設備なのです。

それにしても、柳津駅前には、な~んにもないです。バスを待つのは、俺の他におじさんが
ひとり待っていました。



バスが走り出すと、すぐに「元線路」が見えて、そこは工事中。運行再開したら便利に
なるから、また来なきゃなあ。



左は駅だったところです。このあたりは津波で全部流されたわけですね。そこがバス専用
レーンになって、先のトンネルにつながっています。しかしいまはそこを線路にしようと
工事しているのでしょう。バスはこちらの道路を走っています。



右のは高速道路だと思います。ずがーんと出来たら、まーた鉄道利用者が減るよー。



右側は、橋だけ先に出来てきたようです。



これは町だったところ。盛り土をして、それを平らにしてから町を再建する予定なんだろう
けれど、これだけ年月が経って、みんな戻ってきて家を建てるのか?町なんかできるのか?



ここ、驚くことに「志津川」という駅だったところです。まわり一面、何もなくなり、
いまはポツリポツリと建物が立ち始めています。このバス停の横には店がありました。



そのうち家がぎっしり建つの?みんな造成地ができるのを待ってるの?そうは思えんなー。



右は新しく出来る高速道路の橋。正面は津波で壊された鉄道の高架線。



もと鉄道の線路。ここにレールを敷いて復活するのかしら。



できるんだろうなあ~。立派な橋が架けられていますからねー。



高速道路のほうがずっと規模が大きくてスゲーや。



この橋は壊されたやつでしょう。



いつの間にか、バスは専用レーン(もと線路)を走っています。



この横に盛り土をして、少し高い所に線路を敷いて、それからあの橋を通るのでしょう。
だいぶかかるよねー、時間も金も!



線路のところが道路になっていて、ホームの横を通るって変な眺めでしょ。左の駅は
すっかり壊されて歩道橋だけ残っているのです。
前の記事(女川駅前にぎわい拠点)の最後の画像をご覧ください。




でたっ、踏切。信号がある。降りてくる遮断機が、レーンをまたぐほうにではなく、こちらの
バスのほうを止めるのです。普通の逆でしょ^^;



もともと線路は単線なので、バスもすれ違うときはこのように一方が待たなければなりません。



気仙沼に到着です。ここより北には電車が走っているので、駅には電車とバスの両方が
入ります。ちょっと不思議な光景です。



ね、ホームの右は電車が通る線路、左はバスが通る舗装道路になっているのです。