旧観慶丸商店。現在は歴史・文化展示施設として利用されています。それにしても、
ほれぼれするような立派な建物。今回は内部を見物させてもらおうと行ってみたら、
休館日!!! 明日には朝から気仙沼に向かうので、これも次回かー。
というわけで、この日の夜は「こまち」へ。前回は「昔リーゼントだった」人たちなどが
いて、とても楽しかったのです。
この日も一番乗りでした。前回の話に花が咲く。外は寒かったので、まずはお燗から。
続けて「綿屋」に。この器がしゃれてるでしょ?片口に酒を注いでゆくと、溢れてお猪口に
いくのです。シャンペンタワーみたいな?(^益^)w
この店にはメニューらしきものがなく、女将さんが適当に「これ食べる?」という感じで
次々に頃合いを見て出してくれたのです。今回はメニューの一覧があって、焼き魚を
作ってもらいました。
しばらくすると、常連さんたちが次々にやってきました。港で働くおじさんは、やって
くるなり「仕事辞めてきた!」といきまいてます。なんだか上司と折り合いが悪く、
もう我慢できない!と喧嘩別れしてきた感じ。ほっこり系の女将さんは、話を聞いて
説教するわけでなく、事情を詮索するわけでもなく、「大変ねえ」という雰囲気で相手を
してやるのでした。
反対側に座ったおじさんも、なんと仕事を辞めたばかりだとか。でもこちらはにこやかで、
飄々といろんなことをやっているらしい。ニッカのウィスキーを手に入れた、と酒の話で
盛り上がり、みんなに御馳走してくれました。なんだかこの店に来る人たちは、ちょっと
子供のようで、女将さんのほっこりまったり系のやさしさを求めて集まってくるようです。
学校が嫌いな子供たちが、やさしい養護教諭のところに集まってくるよう。
この日も遅くまで飲み過ぎてしまいました。「復興バー」もやってないし、一軒だけ、
といっても十分に濃かったのですが、それで終わりとなりました~。