さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

千畳敷を下山する

2018年06月28日 | 関東甲信越



千畳敷の朝を迎えました。高山病で頭がズキズキして、ほとんど眠れなかった・・・。
そして窓の外では、早朝から登山をする人々の気配が聞こえていました。山の朝はとても
早い。ホテルのチェックインは14時と早く、チェックアウトは9時に追い出されてしまう
のです。



もちろんとても静かなのですが、夜の静けさとは違う。鳥の鳴く声があちこちから
聞こえてくるからです。360度、そして低い所、高い所から聞こえてくるので、すごい
立体感。人間、本来はこういう自然のなかで暮らしていたんだろうけどなあ。



空気が澄んでいるから?空がすごい青さだ。



一方で下界は雲の下。町ではうす曇りの天気でしょう。こちらは青空という優越感。
ところで正面に富士山が見えますか?



ほぉ~れ、遠いもんだから珍しく目立ってないけれど、やはりそのお姿の貫禄はひと味
違いますねェ。カールからプリンを見たっつーかー。



さて朝食後。外に出てみると、もう登山者はずんずん登っておりました。まだロープウェイ
始まってないけど?もう明け方に下から登ってきてたの?



ほれ、一列になってアリンコみたいだ。歩くと雪はザクザク沈むし、坂は急だし大変だぞ。
俺が昨日散歩したのは、水平に進んでいって、右下の草が見えているあたりまででした^^;



9時にチェックアウト時間。せっかくこんな高い所まで来たんだから、それからゆっくり
するかな、と思っていたのだけれど、頭が痛いので早々に降りることにしました。



ロープウェイからバスに乗り継いで降りてきたところです。千畳敷はもうすでに雲の上。
高山病は、降りたらあっという間に治りました~。