さてまだ昼なので、苫小牧の街を歩きます。こんな建物、いいなー。
30分ほど歩いて、街から西の海岸までやってきました。
だいぶ街から離れましたね。
こんなところにやってきた理由というのは。。。
あったあった、これか~。わかりますか?
これは「トーチカ」というものです。太平洋戦争のときに造られた、やってくる攻撃に
そなえて銃や大砲を構えているところなのです。北海道の南岸にずらりといくつも
造られたそうです。帆船とかで来るなら対応できたかもな~。むかしはフェイクで
丸太で作った大砲もどきを並べて威嚇したこともあったそうですよ。
そういえばウラジオストクの砲台で見たやつはすごかったけどなー。
30分歩いてきて、トーチカも見た。ここから海岸沿いに小1時間歩けば、港の市場が
あって食堂もあるとか。のんびりというか優雅というかヒマというか。。。
王子製紙の煙突は苫小牧の街のシンボル。
さすがに歩き疲れ、ようやく港の「マルトマ食堂」に到着。ここの名物は「つぶカレー」
だとか。
到着したのは昼の営業が終わりそうな14時にも近くなった頃。なのに満員だ!誰も
いないところを歩いてきたのに驚くじゃないか。みんな車でくるわけか?どうやら
多くは観光客、そして中国人だ!なんかネットで評判の店なのか?
狭いカウンター席のひとつ空いているすきまに入れてもらいました。だいぶ歩いたので
ビールを頼み、そして名物の「つぶカレー」。ビールは栓を開けるだけなのですぐに
くるかと思いきや、なかなか来ない。すると店のおねいさん、いきなり味噌汁を置く。
それからしばらくしてカレーが届き、もうビールはあきらめて食べだした。声をかけて
ビールはキャンセルしようと思ったところで、ドン!とビールを置かれる。ううむ、
飲み屋じゃないんだからしかたないってか?
ホテルは嬉しい和室。ゴロリと寝転がれるからなあ~。最近はどこの街にも大浴場つきの
ビジネスホテルがあるし。実に今回の2週間、一度も便器を見ながらプラスチックの
箱の中にしゃがむというユニットバスには入らなかったんですよ(^益^)b
ちなみにこのホテル、実に普通ですが、フロントの女性は藤圭子似の美人でした。
さらにチェックアウト時間には、かわいい女子学生たちがひよこの行列みたいに並んで
各部屋の掃除に出動するところとすれ違いました。これだけで「いいね!」連打!!!