様似という町にやってきました。ここは日高線のターミナル駅だということ、そして
吉田類が「北海道港町めぐり」という北海道のローカル番組の撮影で来ていたからです。
次のバスは3時間後。ゆっくり昼飯を食べて、岬を歩いて郷土資料館を見て、それでも
だいぶ時間が余りそうだから喫茶店でもないかな?
吉田類が、この「弁慶」という店に来ていました。せっかく通るのだから、寄らないとね。
寿司だけではなく、普通の食堂としてもやっている店ですが、せっかくだからね^^
寒いところをやってきたので、「お酒をお燗してね♪」と言ったのに、おねいさんは
冷やで持ってきました。。。
他に客もいないので、大将としばし歓談。遠くからやってきた客と知ると、どこも
嬉しそうに相手をしてくれる。小さな郷土資料館を見て(地元民はまず行かない)
岬を散歩したら、もう見るものはないぞ、と言われる。すぐ先の喫茶店は、趣味で
ささやかにやっている感じだから、開いているかどうかはわからんぞ、と言われる。
実際やっていませんでした。。。
さあて、のんびりあの岬まで行くとしよう。風が吹いててちょっと寒いけどね。でも
雨や吹雪じゃないんだから、ラッキーですよ。もしそうだったら店もないしな!
これは?もしかしてこの過疎地に住宅街が出来る予定だとか??
あちこちにこんな貝殻が落ちていました。強風で飛んでくるのかな。
岬の上には展望台があるはずだ。
ヒーフー登ってゆくと、少しポカポカしてきましたー。
さあて「エンルム岬」に到着です。
なぜに「火星より遠い」? それはね、人類は火星にまで探査機を送り出すほどの
科学力を持ちました。しかし足元の地殻を掘り進めて、マントルまで行ったことは
ありません。アポイ岳の岩はマントルから飛び出して来たものだから、これを触る
ということは、火星に行くより大変なことをやっているんだよ、ということだそうです。
さらに階段を上ってゆくと展望台があるんだよ。ヒーコラ。
おおお、ついに来たぞー。
様似の町が見渡せます。100年前までは秘境だったんだぞー。
今年は雪がとても少ないから北海道らしくないですが、山の上は真っ白だなあ。
バスを3時間待ちになるけれど、来てよかったよ。