暑い暑い暑い!熱したコンクリートの中は昼も夜も朝も灼熱地獄だw(゜゜)w
こんなときは、爽やかな酸味のあるブルゴーニュ・ワインを少し冷やして飲むのが
贅沢というもの♪ 「レ バビリエール」は好きなミュジニーのなかでもお初。
豊かな香りと柔らかみがあり、素敵なお嬢さんと木陰を散歩している気分で
ついつい一本開けてしまいましたwww
棒茄子もさらっとなくなったし、こんな高価なワインをさらっと一本開けていいのか!
それがね、半額だったの(^益^)b 写真をよおくご覧下さい。エチケットがふわふわ
浮いているでしょう?たまーにですが、こんな傷モノがワゴンに並んで半額セール!
中身ですよ中身!安けりゃ「大関」と貼ってあろうが「金麦」だろうが、あるいは
な~んにもなくたってエエぢゃないですか。なのでこんなセールをやっているときは、
私は目が(=゜益゜):;*.’:; キラッとなって、いいやつを奮発するんです^^
飲みながらふと考えたのが、「外見or中身」の問題…(ー公ー;)
酒ならば、そりゃあ誰もが中身をとるでしょ。しかし評判を聞いたりブランドものに
ウン十万も払ったりするのは、中身と勝負しているというよりは外側ということに
なるのかしら?目隠しして飲んで、1000円、10000円、100000円と値がつけ
られるものかしら?「これは貴重な一本だよ」と言われてボトルを見ると味がよくなる?
ところで人間で言うと、外見より内面をとるほうが立派と言われがちですよね。
私も多数派に属すると思いますが、高級化粧品をつけてまつげがカラスの羽根
みたいにパタパタいって、ブランドのバッグを持って自己満足しているタイプよりも、
外見は清楚で薄化粧、内面は知的でおしとやかなタイプのほうがいいです。
スカスだな、それは「一見さえないもてないタイプでも、逆にそのほうが浮気は
されないし、流行なんて追わないほうが逆に経済的にも堅実だし、長い人生、
一時のトキメキよりも、生活を考えりゃあ地味で真面目なほうがいいに決まってる」
という打算(?)に近いものかしら?ハァハァするほうがホントの恋?
ちょうどそんなことを考えているときに、『カラマーゾフ』を読んでいて面白いくだりに
出会いました。青年ドミートリ―は、美しく貞節で清らかという素晴らしい婚約者を
捨てて、性格は最悪だが妖艶極まる下賤な女に走ります。それが堕落だとわかって
いても逃れられない色っぽさなんだってさ(^益^;ウヒヒ
そしてドミートリ―は、説得する真面目一筋の弟にこんなことを言います。
ソドムには美があるか?信じてくれてもいい、大多数の人間にとっては、ソドムにこそ美がひそんでいるってことをな。こういう秘密を、おまえわかっていたか、どうだ?恐ろしいのはな、美がたんに恐ろしいだけじゃなく、神秘的なものだってことさ。美のなかじゃ悪魔と神が戦っていて、その戦場が人間の心ってことになる。でもな、それを言うのは痛がっている人間だってことだよ。
「大多数」なら、俺も入っちゃうのかなー。「神秘的な美」ときたら、そりゃあ
間違いなく「悪魔」が勝ちそうですね。「痛がる」のも悪くない^^; 「歓喜の深手」
ということになるのかし~ら♪
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