会津若松に帰り、例によって開店時に居酒屋へ。ここもいい酒が揃っているらしひ。
おうおう、イイ感じだぞ。
まずはビールで喉を潤し、何から飲んでやろうかとじっくり考える。
やきとりもなかなか旨いぞ。んで食べ始めたところで、店長より「すぐそこに西軍墓地が
あるので、見に行きませんか」とのお誘い。やきとりが冷える気もしたが、せっかくの
好意なので見に行くことに。
戊辰戦争で、薩摩・長州の敵方も、このように仏になれば丁重に弔うと。
近所のおばちゃんも出てきて、説明資料をくれたりしたのです。
残念ながら、この店の名前が入った末廣酒造の「盃欄処」が品切れ。
そこで最初は会津若松の銘酒「榮川」にしようと思ったら、店長が「それはどこでも
飲めるんですが、ここには他にはなかなかない…」とすごく残念そうな顔をしながら
榮川を手にしたので、すかさず「やめます!お勧めをお願いします!」と訂正した。
(ちなみに一番上の画像で、この店の看板を見て下さい。「榮川」ってあるけど…)
そこで最初は「京の華」となる。店長は一升瓶を片手に持って、ご覧下さい、きっちりと
すりきりに注ぐこの技術。
さて、ここからがビッグ・サプライズ。(=゜益゜):;*.’:;オドロクナヨ
私はカウンターの一番奥の隅に座ったが、2つ3つ向こうに、何やら素敵な若い女性が
ひとりでやってきた。
(まだ酔ってないのに白日夢?おやじの聖地、ディープな居酒屋にひとりで?
このシチュエーション、確率100分の1もないんじゃ?たしかにナイナイナイ)
そのお嬢さんは、店長お勧めの馬刺しレバーを食べていた。すると俺に向かって
「ひとついかがですか?」と小鉢を差し出してきた。いやホント。
(妄想スタート?!テンションK点越えw(゜゜)w こんなんさらに確率100分の1ってか)
別に店長の腹を意識して撮影してはおりませんがw
新鮮レバーのお返しに、こちらも飲んでいる酒を一杯御返杯。お嬢さんも旅人でした。
いつしか話に花が咲き、彼女はダリやオスカー・ワイルドが好きだとか。シュール
レアリスムに審美主義ときたもんだ。離れて座っていると話が遠いので、いつしか
お隣にやってきて、世紀末の耽美的会話が始まったのでした。
(夢が錯乱してせん妄状態? 作り話したって何の得にもならないぞ?
こんな展開、さらに確率ありえる度100分の1?)
ひとりで黙って飲んでいるとペースが速くなって、ついつい飲み過ぎたりもするのだが、
このように酒の名前じゃないけれど、「まほろば」の「夢心」状態で飲んでいると、
自分がどれだけ飲んだかも覚えちゃいない。
まさか本当の夢じゃなかったんだろうね… (^益^;
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