さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

三陸を巡る旅

2025年01月02日 | 東北シリーズ


今回の三陸の旅は、気仙沼から南下して南三陸、石巻、そして牡鹿半島に宿泊します。
1週間という俺にしてはやや短い行程なので、珍しく新幹線で一ノ関へ。やっぱり
早いなあ。大宮から仙台に止まるだけで2駅だもの。しかし特急料金は高いw


今頃山形・秋田の西は大雪だが、こちら太平洋側は雪が少ない。それでも北国だから
山には雪が見えますね。


気仙沼に到着。ここからは線路が津波にやられて廃線になってしまったので、
BRTというバスになっています。ここから歩いてもいいのですが、ホテルに近いのは
次の駅なので、1駅だけBRTに乗り換えです。


線路がとぎれて、その上をアスファルトにしてしまったのです。乗るときにとある
おばさんが運転手に面白い質問。「どこで降りればいいのでしょうか?」( ゚Д゚)・・・
これにはさすがに「それはお客さんが降りたいところですよ^^」と答える。
そこで「大船渡」とおばさんが言うと、「では大船渡で降りて下さい」という
当たり前すぎる答え。イケてる会話でした(^益^;


この路線は、遮断機が電車と反対でバスのほうに普段降りてます。バスが通過する
ときに、上がるのです。


もと線路なので、トンネルがこんな感じです。人が歩くとか、単線なのですれ違う
とかがないので小さいんです。


「内湾入口」という駅に到着。新宿で切符を自販機で買うときに当たり前なんですが
名前が出るのでちと感動したなあ。


三陸はリアス式海岸なので、山が海岸まで迫っているし線路はトンネル続き。
それが津波で大打撃を受け、最初はとりあえずアスファルトを敷いてバスを通すが、
いずれはまた線路を・・・という選択肢もあったのですが、それには何千億円も
かかるのでどうやら無理そうです。


港にやってきました。以前には双頭の連絡船が大島を往復していましたが、橋が
かかってそれはなくなり、観光船だけとなりましたが、滅多に船の行き来はなくなり
ましたねえ。


例によって復活した「港町ブルース」の碑のボタンを押して、2番を聞く^^


ランプがついているところを見るとイカ釣り漁船かあ?


いつもの宿、気仙沼プラザホテルにチェックインし、その屋上からの眺めです。
右奥は震災時に津波とその後の大火事ですべて消滅した唐桑地区。


さっき通ってきた港。津波でほぼ更地になったところです。


東の海に向かって、手前の大きな橋は三陸道で、重なって見えますが奥の丸いアーチが
大島にかかった橋です。前に自転車で通りました。このブログの前の記事を遡って
もらいますと、津波で街が更地になった風景、連絡船で大島に渡ったとき、その後
橋がかかって自転車で渡ったとき、そして三陸道の大きな橋の工事中の様子が
順番に見られますよ^^;


南の市場方面。こちらもほぼ更地になっていたのがわからなくなるほどに建物が
再建されましたねえ。


たっぷり温泉に入りました。ここの湯は塩分がとっても濃いのですぅ~。
船乗りがよく日帰り湯に入りに来ているんですよ。


毎回必ず来る居酒屋「ぴんぽん」。名物の(?)御兄弟も健在♪


刺し盛りは「ぴん」が1000円、「ぽん」が2000円、「ぱん」が3000円で、私は
いつもひとりなので「ぴん」。それでもこれだけありますからねー。


カレイの唐揚げ♪


酒にはつぶ貝にしました。


帰りに出口の灰皿で一服したら、こんなのが貼ってありました。写真の御兄弟、
朗らかで優しくて、人柄がとってもよくて、料理も美味いし安いし、私は必ず
この店に来ます。でもだいぶ若いときの写真だな。。。


2軒目はスナックか?好きな喫茶店「マンボ」は定休日なのです。大震災から10年
以上が経ち、店もだいぶ増えました。しかし多いのがフィリピン、韓国、中国人の
お店。私は町の栄枯盛衰に詳しい、年配の日本人ママさんと話すのが好きなので
どうも外国人の店は好まない。さらにあんまり若い女の子のいる店は話が面白く
ない上に高かったりする。なので少し歩き回ったが入りたくなるような店はなかった。
少し情報を仕入れておかねばな。。。 ホテルにラウンジ「ビザンチノ」なんて
のがあるからそこにしようかと思って戻ったのだが、コロナも明けたのに、予約
しておかないと開けてないのだそうだw ひとりでも開けてくれるのかぁ?


というわけで、初日は酒場一軒でおしまい。しかたない、まだこれからだw



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