さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

大船渡から盛へ

2018年04月13日 | 東北シリーズ



昨夜も6時間近く飲んでしまった。震災からはや7年。復興はまだまだの大船渡でした。



前回は土埃のひどい道をくねくねとバスは行きましたが、今回はバスレーンの出来た道。
JRの通っていた鉄道路線はいつ出来るのかなあ。



盛駅までやってきました。前回長い道のりを歩いた碁石海岸に行くのは今回パス。



こちらがJR盛駅の駅舎。



そのお隣に、三陸鉄道南リアス線の駅。かわいくて鉄道の駅とは思えません。



私鉄ローカル線の駅って、こんな感じですよねえ。



おうおう、車両もカワイイ。



むむ?今は不通になっているJR大船渡線の車両かしら?7年も放置されているとは
思えないが、これはリアス線を走らないよねえ??



不通になっているJR大船渡線のレールは、いまはバスレーンになっています。
バスの向こう側のホームが三陸リアス線の線路になっているのです。

うしろの歩道橋を見て下さい。向こうのホームに行く人は、手前のバスレーンを歩いて
いきます。絶対に階段を登ってあっち側に行くことはないと思います。そうだよねえ?



私の乗る三陸線の電車が入ってきました。ワンマンです。すなわち運転手は無人駅では切符を
確認して料金を受け取ります。ここを出発するときには、ホームの真ん中にある発車
ブザーのボタンを押し、鳴っている間に、なんと例の歩道橋を駆け上がって歩いてくる
人がいないか確認し(そこを使う人はいないんだってば)、降りてきて、ブザーを止める。

それからホームの端に立ち、あちら側の駅舎から出てきた若い女性職員と向かい合う。
すると運転手さんは右足に体重をかけて右手を水平にシャッと手刀を切る!それに呼応して
向こう側ホームのお嬢さんも片足に傾いて右手をシャッ! 見せてくれるぜ!!!

その安全確認の儀式(?)が終わって、運転手さんは運転席に乗り込んでドアを閉め、
やおら電車は出発するのであった。乗客は俺ひとり。ああ、これを見るだけでも乗る価値は
十分にあるよ!
俺も、あのお嬢さんとホームで向かい合って、右手を水平にシャッとやってみたひー。



気仙沼からはバス続きだったので、やっぱりガタゴトと電車で行くのはいいなー。
しかも独り占めだもんねェ。