さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

臼杵城址

2024年11月25日 | 九州シリーズ


二王座歴史の道から街の中心に戻っていきます。


どんどん下る。


すると臼杵城址に出ました。ここも登ってみましょうか。


「址」ってくらいだからお城は消滅したのでしょう。


おお眺めは良さそう^^


ちょっと雨模様なのが残念だけどね。


お城は跡形もなく、公園となっています。こういうところは「行っても特に何もない」
という感じで老人の散歩以外に人は来ない。


なになに、臼杵の街の戦死者かーw こういうのを見るとへこむなあ。。。


ここでまたワゴン車が入ってきて、例の西洋人グループと会うのが3回目。
お互い「行くとこ行くとこいやがるな」と思うわけだ。


さあて、この街の見物すべきところは大方見て回った。夕方までまだ少しある。
さっき通過した街の反対側にある歴史資料館に行ってみるかあ?なんか効率が
悪いけれど、まあもともと効率は重視してないからな。。。


そう、ワゴン車なんかに乗って、ポイントポイントを流れるように連れ回されると
印象が残りませんよー。小さい街なのにw


二王座歴史の道

2024年11月24日 | 九州シリーズ


これから「二王座歴史の道」を歩きます。


二王座は、阿蘇山の火山灰が固まってできた凝灰岩の丘で、あちこちの岩を削り取って
道を通しており、武家屋敷や寺院などが狭い道に並んでいます。


歴史を感じる街並みですー。


廃寺になった真光寺が無料休憩所となって解放されていました。するとさっき
稲葉家下屋敷でかち合った西洋人グループが来ていました。あっちも「あ、さっきの
やつだ」と思ったことでしょう^^;


先に進むと廃屋がありました。


登り坂になってきたぞ。。。


さらに登る。乗用車が切り返しに苦労していました。


登り詰めてくると、なんか城跡みたいだねえ。


見晴らしの素晴らしいところに出ました。この門の中の建物は、何やら公共の
集会所らしきものになっていました。


これも廃屋か? こんな立地のところにもったいないよねェ~w


街外れに来たので、少し戻って行きましょう。


久家の大蔵

2024年11月23日 | 九州シリーズ


こちらは久家の大蔵。江戸末期の1868年に棟上げされた古い蔵で、造り酒屋の
『久家本店』がかつて貯蔵庫として使用していた酒蔵です。「アズレージョの壁画」
といい、ポルトガルの著名なアズレージョ作家・ロジェリオ・リベイロ氏によって
作られ、ポルトガルと臼杵の交流施設となりました。


詳しいことはこちらをお読み下さい^^


内部には3枚の壁画が展示されていました。こちらは「生誕」。


「洗礼」。


「昇天」。もちろんキリスト教文化です。江戸時代、臼杵はポルトガルとの交易の
中心地になったことがありますが、その後の禁教により南蛮文化は姿を消しました。
しかし平成5年になって、文化交流が再開されたのです。長~いブランクだな!


左から「日本への旅立ちの町」、「大航海時代 ポルトガル人の夢」、「東と西の
出会い」です。


左から「東と西の知識の交換」、「病人の看護をするアルメイダ」、「日本史を
執筆するフロイス」。


左から「洗礼(天使)」、「洗礼(宗麟)」、「洗礼(天使)」。宗麟はキリシタン
大名です。


左から「臼杵教会 ノビシャド」、「天正少年遣欧使肖像画 遥かなる旅 ローマ
での歓迎大パレード」です。1582年(天正10年)に当時キリシタン大名だった
宗麟が、ローマに4人の少年を送り込んだのです。あちらでは大騒ぎになったん
ですよ (-ω-)/


「最後の使節~南蛮屏風絵から」、「荒海の航海を終えて(ポルトガル船の大航海
は続く)」。


「ポルトガルと臼杵の永遠の友情」です。見ごたえありましたー。


そして街散策は続きます。


雨模様だったのもまた風情がありましたね。


旧臼杵藩主 稲葉家下屋敷

2024年11月22日 | 九州シリーズ


この稲葉家下屋敷は、廃藩置県に伴って東京へ移住した旧藩主・稲葉家の臼杵滞在所
として明治35年に建築された別邸です。稲葉家っつ~のは関ケ原の合戦で家康方に
味方した軍功として、こちら臼杵の藩主となった歴史を持っているのです。

入ろうとしたときに、ワゴン車に乗ってグループ観光をしている西洋人たちがガイドと
一緒に入った。せっかく誰もいないのに、タイミング悪くかち合うとは、むうう。
ちょっとずらして入ったw


中はすんごく広い。それが別邸w


大広間は食堂みたいになってました(^益^;


庭園も広くて立派。


なんとまあ、大名だった人のお家ですからね。


俺が出るときにガイコツ人グループも出る。むううw


塀も立派で、鯉まで泳いでやがるぞ。


少し歩くと神社があった。


神道やお守り、願い事には興味のない私ですが、神社には立派な御神木があるので
それを見るのはいい。


まっすぐ直立した木もいいけれど、こういう複雑な成長をしたのもいいよねえ。


街歩きを続けよう。


絵になる街並みですよねえ~。


臼杵の街を歩く

2024年11月21日 | 九州シリーズ


港からバスで10分ほどやってきて、臼杵の街歩きスタートです。なんか落ち着いて
古き良き雰囲気の城下町です。


きれいな石畳で整備されています。


このあたりに食事をするところがあるらしいが。。。


ここだ~。


俺に似合わないオサレなレストランでした。


野菜を30種類使ったというランチプレート。とてもビールとか地酒を一緒にという
雰囲気ではない。俺にはアウェー感はあったが、どれも美味しかったよ!


コーヒーを頂いていると、オーナーご夫婦がお手すきになったらしく、少し話が
始まりました。俺が車に乗らずに公共交通機関だけで2週間のスローな旅をしていると
聞くと、おふたりは車で1時間ほどの通勤で(別府だったか)この店を経営しており、
こだわりの野菜を手に入れるのに熊本まで車で行っているから、とにかく車の時間が
長いとおっしゃっていました。お互いのライフスタイルの大きな差を認め合う。。
・・・ま、俺はどこに行っても似たような人を見ることはありませんが^^;


さて街歩き再開!


お寺を通過~。


むむ、この西洋式建物は教会じゃないよね? 観光用の交流ホールでした。


ここがメイン通りかしら。


この街並み・風景は是非残してほしい。適度にアクセスの悪い地方都市だけに、
インバウンドの観光客が少ないのがいい^^


とりあえず荷物を置かせてもらいに、予約した宿に向かいましょう。


この先にそのホテルがある。入ってみると、チェックイン時間まで少しあるので
スタッフがいなかった。すると近所のおばーさんがフロントに何かを置こうとしている。
聞くとここの人のお友達で、何か食べ物を渡そうと持ってきたけどいないから、
置いて行こうとしており、俺の荷物も一緒に置いたら?という。電話はかけても
出ないとか。いや~、バッグに札束や金塊はないけれど、知らない荷物が勝手に
置いてあったらまずいよね~w するとお掃除のおばさんが出てきて、無事に荷物を
預けることができました(^益^)w


というわけで、身軽になって街歩き再開!雨が少し降ってて傘をさしているから
荷物を持ち歩くのはヤだったんですぅ~^^;