千里山ブラウズ

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千里寺の餅つき

2007-12-24 00:04:08 | 千里山人(ちさとのやまひと)


今日午前9時頃から千里寺の境内でお餅つきが行われるという電話が入り、僕も久しぶりに突かせて貰いに行きました。
お昼前に覗きに訪れますと、すでに檀家の人達や商栄会の顔見知りの方達が、大勢で蒸し米や餅つきを入り口の庇下で繰り広げています。全部で40キログラムの12.3臼の量をつくということで、餡入り餅ができあがる最後までは居れなかったので、食べて帰ることが出来なかったのが残念でした。でもまさに“昔とった杵柄”というのでしょうか、身体が憶えているもので一臼分の杵突きを楽しめました。
故郷の徳島でもこの時期になりますと、自分の家のお餅だけではなく、町家から注文を受けてたくさんついてあげていました。普通の鏡餅や白餅の他にも青海苔や小米の入ったもの、また包丁で薄くスライスして火鉢で煎餅のように焼いて食べる“剥ぎ餅”などとバラエティーも豊かでした。
同時に稲藁で注連飾りも注文を取るので、師走の間中は学校から帰るとよく綺麗な裏白の葉を山に採りに行かされました。これは結構お小遣いにもなったので楽しかったです。注連縄づくりは結局僕は上手になれませんでしたが‥‥。
後で第一噴水の辺りを通ると、千里土地の店前でも餅つきが行われていました。明日のクリスマスには海原工務店の空き地でもするそうです。街の至るところで杵音が響く今年の師走風景でした。