
せれなあで
仄暮れて街明かり
窓を濡らす夕べは
足音に憧れて
あなた待つけれど
肌誘う淋しさに
悩みすぎた昨夜の
触れあいの隙間から
傷みが覗いてる
幸せに臆病だと
笑いながら聞いてくれる
その胸も眼差しも
逸らすあなたでした
遠いところを
見ている顔でした
灰色の月影は
石の森を浸して
理由もなく苦しげな
吐息を凝視めてる
振り向けば肩先に
あなたの手が優しく
後れ毛に触れそうで
いつも焦らされた
木陰立つ後ろから
声も掛けず突然
目隠しをされたまま
掌濡らしてた
幸せに臆病だと
叱りつける愛が欲しい
残された躊躇いに
揺れる私でした
秋の愁いに
彷徨い出ただけの‥‥
灰色の月影は
夜の海にうつろい
朧げに浮かんでは
波間に埋もれそう
声限り叫んでは
言葉を忘れそう
作詞 : HIRO 作曲 : コバタイサオ
(c) 2008, Skyfull Stars
※ イメージ写真はこちらの化粧ビンなどの製造会社「高安硝子」のサイトから拝借しています。