堂島ホテルの横のエレベーターホールに入っていくと、もう既に懐かしい同級生の顔が何人か集まっていました。そこで暫し名刺交換をしながら近況報告をしたり、皆が人となりや雰囲気が変わらないのを確認したりしていると、人がたくさん詰まってきたので会場の4Fまで上がりました。
実行委員会のY先生の挨拶や乾杯のあと、立食スタイルのイタリアンを摘みながら飲み物グラスを持ち、全体を見回すとちらほらと見覚えのある顔に気付きます。合図をすると向こうも憶えてくれているようです。同級生のテーブルでの話が落ち着いたのを見計らってぐるりと一周し、学生当時に助手としてお世話になったT先輩などに挨拶に行きました。やはり頑張った学生の頃を想い出せるのは楽しいものです。
僕はフリーとして独立後の1年間、C先生に推されてプロダクト学科の学生にCG表現を非常勤講師で教えていたことがあり、その時の学生の内の3人が挨拶に来てくれました。貰った名刺を見るとそれぞれの分野で頑張っている様子が窺え、少しでもお役に立てたのであれば嬉しい経験だったと思いました。
あちらこちらで楽しい会話が弾む中で、ステージの方では実行委員会の皆さんの工夫による、プレゼントクイズなどアトラクションも進み、いよいよC先生へのお祝いの花束贈呈と還暦の赤いプレゼントBOXのクライマックスがあり、続いて先生の感謝と決意表明の言葉がありました。学生達が先生自身を成長させてくれることへの感謝、そして校友会のネットワーク(URLに同窓会の写真を掲載予定)をもっと活用できるシステムづくりなどへの抱負が述べられました。相変わらず熱いトークに僕も思わず近づき握手し励まして頂きました。
級友達とはその後二次会・三次会まで一緒に梅田を彷徨きましたが、そこで僕はまたの機会を約し名残を惜しみつつ失礼をさせて頂きました。深夜タクシーを覚悟していましたがラッキーなことに、梅田発そして淡路経由のそれぞれの最終電車を乗り継ぎ千里山に帰り着きました。
※ 記念品のC先生を象ったキーホルダー・フィギュアです。