千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

『ウェルかめ』続編もよろしく

2010-05-05 00:01:06 | ウェルかめ

 昨日から2日連続でNHK朝の連続テレビ小説『ウェルかめ 総集編スペシャル~夢のかたち~』が放送されました。
 今日はその後編で、ヒロイン波美とロボット工学研究者の勝之新との恋愛・結婚、そしてゾメキトキメキ出版の破綻にともなう編集者としての独り立ちを描くダイジェストでした。
 冒頭のシーンでは、編集という仕事には読者や関わる人達や対して、重い責任があることを学ぶエピソードがありました。編集に限らず全ての仕事はそのような意識で取り組まなければならないものだと改めて思います。
 また最後のところで、自ら起ち上げた地域密着の雑誌『ウェルかめ』の新人の編集者に向かって、「あんたが何を面白っしょいと思ってるのか分からんわ」と諭すシーンは、そのままゾメキトキメキ出版の吉野編集長に言われた言葉で、大事な部分は受け継いで次へとバトンを渡していくものだと感じました。
 波美・一平・綾の幼馴染みの3人を演じた俳優達が地元の小・中学校を訪ね、生徒達にそれぞれの夢を聞いていきます。中には漁師や農業を継ぎたいという子もいましたが、ヒロイン波美が最初にはそうだったように故郷を出て行く子も多いと想います。同じ美波町出身で幼い波美が憧れたマニフイークの近藤編集長の、「夢は叶えるものだから」という言葉が美波町の子供達を包み込みます。
 最後に、沖縄の大家族愛と東京の下宿屋の住人達との触れ合いを描いて、全国的にゴーヤ・ブームでも好評だった『ちゅらさん』のように、大阪放送局制作では確か初めての『ウェルかめ』続編スペシャルを期待しています。地域密着の雑誌『ウェルかめ』やゾメキトキメキ出版との連携、そして美波町の仲間達のその後の展開(一平と果歩はどうなるのか等)、遍路宿「はまもと荘」を巡る新たな家族の出会いや出来事を描いて欲しいと思います。そしてぜひまた故郷の田井ノ浜を見たいです。

※ 海亀の孵化シーンやロボットの試運転で使用された、田井ノ浜は遠浅で水の綺麗な海水浴場として知られ、JR牟岐線の由岐・木岐駅の間にある夏季だけの臨時駅を降りると直ぐに砂浜に続きます。今年はぜひ『ウェルかめ』ロケ地巡りを兼ねて泳ぎにお出かけ下さい。