千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

まちづくり作法集の調査

2010-05-30 00:01:56 | 千里山ウォーカー

 今日は朝から一日中の予定で、千里山まちづくり協議会の小冊子『まちづくり作法集PART2 集合住宅編』の調査のため、UR浜甲子園さくら街や阪神間地区の御影山の手の住宅地を歩いて回りました。
 『まちづくり作法集PART2 集合住宅編』の編集プロジェクト・リーダーの高津章雄さんは、浜甲子園さくら街の設計に当たったゼネコンに勤める建築家です。ここは関西大学工学部の江川直樹教授のコンダクターの下に、大手3ゼネコンがそれぞれ個性的な表情をデザインする新たなまちづくりが採用されました。
 4階までの部屋の色は従来から馴染みのあるオフフォワイトですが、その上階は濃いグレーや微妙に差違のある壁色となっており、街並みが画一的でなくより自然な感じが演出されています。また立派な樹木もシンボル・ツリーとして何本か残されたということでした。建物の角度も敢えて少し斜めに振ったものがあり、中央の緑地空間を歩いていてもスカイラインの変化(親空性と説明)が楽しめます。
 UR千里山団地の建て替え工事が始まろうとしていますが、浜甲子園さくら街の近くにはまだ千里山団地と同じような古い建物も残っていたので、その対比から千里山団地のリニュアル・イメージが何となくで想像できるように思いました。
 昼食後に御影山の手の住宅地に移動する途中で、阪急電車の高架道路が一面にツタの葉に覆われているのを見ました。千里山駅ホームの上に架かる予定の跨線バイパス道路は、コンクリートの無粋なものであってはならないと思っていますが、千里山らしさの参考ということであれば、こういった表情のものであっても良いのかも知れません。
 久しぶりに歩き回った一日でしたが、夕方5時に千里山に戻る頃には、足腰に心地良い疲れを感じました。

【追記】御影山の手の坂道を上り下りしましたので、翌日に軽く足の筋肉痛がありました。日頃の運動不足を“痛感”しました。