東日本大震災の重みを僕らも感じているからと想いますが、千里山の桜も満開にそれほど嬉しいということも無く散ってしまいました。やはり人の心には他の人達の幸せの光と影が大きく影響しているのだと改めて感じています。最近では被災地域の方達が逆に桜の花見を企画し、交流することで元気を出し合おうという映像も見られました。少しずつ前に向かおうとしている心の強さを想います。
昨日、出始めた桜の新葉に春雨が冷たく降る第1噴水広場に久しぶりに入ってみました。コンビニから出た僕の目に雨に洗われた新緑が余りにも美しく映ったからです。
この噴水の下にも100トンの防火水槽が蓄えられていると、先日まちづくり協議会で開催した「千里山桜ウォーク」で教えて貰いました。千里山の近くにも活断層が通っている場所があるとも説明されました。海岸からは遠く津波の心配はしなくても良いとはいえ、内陸の活断層は至る所に網の目のように巡っているようです。先月来危機を身近に感じているからでしょうか、住民ボランティアで植えられた花壇に、チューリップが何本か咲いて彩りを添えているのがまた愛おしい感じです。