テレビニュースではオープンとなった4日と5日は大変な人出のようでしたので、中日の今日になって新しくできた大阪ステーションシティー(ノースゲート)を見学に行きました。
阪急電車の改札口からアクセス通路がヨドバシカメラの対面側に繋がっています。その通路からヨドバシカメラの広い壁面を見ながら、ここに大きな電光ビジョン(合成イメージ)を設置すれば良い宣伝メディアになるのではないかと想いました。見下ろすと街路樹とカフェなどのオーニングが春の爽やかな雰囲気を出しています。
北面に開けた8階分の吹き抜け空間はさすがに見上げると目もくらむ感じで、以前にパリの新・凱旋門の下から見上げた感覚を想い出しました。中央に上がるエスカレーターの横にパンフレットが置かれていたので開くと、初々しくも掲載スポットの殆どのイメージが3Dパースでした。表紙もスタッフ群像をコラージュしたバーチャルな風景で作成されていて、いかにオープン直前まで忙しく工事などが行われていたかを物語っているようです。
時空(とき)の広場は、今日はテレビで映されていたような長蛇の列では無くて、人の流れを気にすることも無くゆっくりと眺めることができました。傾斜した大天井も広々として気持ち良く感じましたが、せっかく見える阪急HEP-FIVEの赤い観覧車が、東側の空中通路の変形屋根で遮られ気味なのが少し残念に想いました。設計した時にそのような周囲の風景イメージ(借景)への配慮が少し足りなかったのでしょうか。
そして広場にあるイタリアのバールを想わせるカフェ「デルソーレ」は(冬は少し寒そうですが)、僕が注文しそうなエスプレッソ・マキアート(300円)とドルチェやピザ(380円)がリーズナブルで人気になりそうです。