風薫る5月もあと10日となりました。今週は割合に晴天の日が続き少し汗ばむこともありましたが、おおむね爽やかで季節を楽しめた一週間でした。
今日、午後に千里山まちづくり協議会で親しくして頂いているNさんの家に電話を入れると、ちさと図書館にインターネットを閲覧に行かれているということだったので僕も出かけました。千二小学校の旧木造校舎を模して建てられた復元教室の2Fを覗くと、Nさんはちょうどインターネットでの調べごとを終えたようでした。Nさんは新しいパソコンもお持ちなのですが、インターネット&メール接続の契約はしておらず図書館の設備を利用されています。おそらく色々と地域の歴史や地理などの研究に図書館の資料を見ることも多いので、インターネットも同じような使い方で十分というお考えのようです。ずっと携帯電話も持たれていないし、メールも敢えて頑固に避けられています。
さて、そのNさんとお話をするためにちさと図書館1Fのドアを出ると、周辺に設置されているベンチに落ちた午後の木蔭が気持ち良さそうでした。女性が一人先客でいましたので、邪魔をしないように声のトーンを落としながら楽しく話をしました。戸外の気持ちの良い大気の中で話していると、お互いに次々に想念が湧いてくるのか、まちづくりのアイデアもいろいろ出てきます。
その中で面白いと盛り上がったのは、千里山駅前のスクランブル交差点のオルゴールを『大きな古時計』にできないかという話題です。何年か前にも少しこのブログで触れましたが、『大きな古時計』の作詞者が千里山出身の保富庚午さんですし、何年か前にリバイバル・ヒットさせたポップ・スター平井堅さんの『大きな古時計』を、アレンジ&プロデュースしたのがこれまた千三小学校出身の著名なミュージシャン亀田誠治さん(椎名林檎さん擁する「東京事変」のベーシストとしても知られる)という縁もあります。「大きな古時計の街 千里山」というイメージと雰囲気はなかなか魅力的に僕には想えます。
大きな古時計平井堅, Henry Clay Work, 保富庚午, 亀田誠治, 鈴木大DefSTAR RECORDSこのアイテムの詳細を見る |