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タイムマシン

2011-10-08 00:17:01 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山の不動産仲介「マック住研」の清水社長が毎月地域で発行・配布している「ひとり言」に、タイムマシンのことが触れられていました。ニュートリノが光速を超えたので、アインシュタインの相対性理論によると「タイムマシンが可能になる」という東大の学者の言葉が紹介されていました。清水社長と同じく僕の理解を超える話ですが、光の速さと同じように動くものは時間もゆっくり過ぎるということです。
 かといって俄にタイムマシンが現実味を帯びてくるとは想いませんが、そのニュースに触れて僕的な尺度ではいろいろ想うことがありました。
 時間の経過については、子供時代には何かゆっくり進むように感じた経験はありませんか。早く小学6年生になりたいのになかなか年級が上がらず、逆に成人したり中高年になった途端にお正月が早く巡ってきたりします。
 お母さんの胎内では海で誕生した原始生物の進化を辿る変化が、10ヶ月余りの凝縮した時間の中で再現されて赤ちゃんになるし、子供から大人になる成長の過程では細胞分裂も旺盛でその合成反応も活発な感じがします。もの凄いスピードで地球の歴史を生きている子供時代は、それに応じて長い時間の感じ方となるのでしょうか。
 大人になってしまってからは主にその身体を維持する生命活動に変わり、アンチエイジング的な時間を遅らせるような様々なことが話題になってきます。様々な方法で身体を休めリラックスした癒しの時間を採るようにと薦められます。それほどに工夫をしても不思議なことに大人になってからの時間の経過は、もの凄いスピードで止めようも無く過ぎ去る感があります。
 それならば身体を休める暇もなく毎日を忙しく過ごす方が、逆にゆっくりした時を感じながら充実して生きて行けるのかも知れません。光のように‥‥。